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「図書館福袋」で普段読まない本との出会いを…新潟・燕で貸し出し

読売新聞 / 2025年1月11日 15時37分

テーマごとに5冊の本が入った福袋(5日、燕市の市立吉田図書館で)

 利用者が新しい本と出会えるように、新潟県燕市立の三つの図書館で職員が選んだ本を入れた「福袋」の貸し出しを、10日から始める。

 福袋は10年以上続く新春恒例の企画。図書館職員がそれぞれの袋ごとにテーマを設定し、5冊の本を福袋に入れる。

 テーマは大人向けではコメや酒など、幼児向けでは「あそべるえほん」などが設定される。ジャンルは小説や学術書、写真集、料理本などの幅広い蔵書から選ばれる。

 市立図書館(燕図書館)と吉田図書館で各50袋、分水図書館で30袋の計130袋が用意される。それとは別に各図書館は20冊が入った「福箱」の貸し出しも行う。

 吉田図書館の担当者は「ぜひ図書館を訪れて、いつもは触れない本に出会ってもらいたい」と話している。

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