1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

バイデン大統領、メタの「ファクトチェック」廃止を批判…「本当に恥ずべきことだ」

読売新聞 / 2025年1月11日 17時50分

米国のバイデン大統領=AP

 【ワシントン=田中宏幸】米国のバイデン大統領は10日、米SNS大手メタ(旧フェイスブック)が投稿の真偽を検証する「ファクトチェック」を米国で廃止すると発表したことに対し、「本当に恥ずべきことだ」と批判した。ホワイトハウスで記者団に語った。

 メタは7日、傘下のフェイスブックやインスタグラム、スレッズを対象に、米国で数か月かけてファクトチェックを段階的に廃止する方針を表明した。

 バイデン氏は決定について「今後、事実確認を一切しないという考え方は、米国の正義に反している」と指摘。「事実と異なる記事が印刷され、それを何百万人もの人々が読むことを問題ないと思うのか。我々は真実を伝えたい」と訴えた。

 バイデン政権はこれまでSNS企業に対し、新型コロナウイルスのワクチンや2020年の大統領選などに関する虚偽の投稿を取り締まるよう求めてきた。

 メタは16年、インターネット上での偽情報の拡散を受けてファクトチェックを導入した。投稿の過度な管理を批判するトランプ次期大統領が今月20日に就任することを見据え、方針を転換したとの見方が出ている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください