平田憲聖がソニーオープン３位浮上、１番から４連続バーディー…昨年日本で４勝の２４歳

１６番グリーンで自分のショットを見守る平田憲聖（１０日、ハワイ州ホノルルで）＝ＡＰ

　【ホノルル（米ハワイ州）＝帯津智昭】米男子ゴルフのソニー・オープンは１０日、ハワイ州ホノルルのワイアラエＣＣ（パー７０）で第１ラウンドの残りと第２ラウンドが行われ、平田憲聖が通算９アンダーで首位と１打差の３位に浮上した。第１ラウンドを２アンダーで終え、第２ラウンドは８バーディー、１ボギーの６３で回った。２週連続優勝がかかる松山英樹は３バーディー、２ボギーの通算４アンダーで４２位。久常涼は３アンダーの５８位で決勝ラウンドに進んだ。金谷拓実、大西魁斗、星野陸也、杉浦悠太、アマチュアの松山茉生（まお）（福井工大福井高）はいずれも予選落ちとなった。

　平田が一躍、上位争いに加わった。日没サスペンデッドとなっていた第１ラウンドの残り３ホールをまず回り、最終９番でバーディーを奪った。続く第２ラウンドでは、いきなり１～４番の４連続バーディーで「すごくいいスタートを切れた」。ショット、パットともに安定していた。昨年は予選落ちしたが、その後の日本ツアーでは４勝を挙げた２４歳。「去年より自信を持って迎えられている」。第３ラウンドも同じプレーができれば優勝も見えてくる。