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全国コアCPI、2月+2.8% 政府の価格抑制策の影響剥落で急伸

ロイター / 2024年3月22日 8時46分

 総務省によると、2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.5となり、前年同月比2.8%上昇した。写真は2020年12月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Takahiko Wada

[東京 22日 ロイター] - 総務省が22日に発表した2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.5と、前年同月比2.8%上昇した。政府のエネルギー価格抑制策による下押しが剥落し、コアCPIの伸び率は前月の2.0%を大きく上回った。

    ロイターがまとめたコアCPIの民間予測2.8%上昇と一致した。

エネルギー価格は1.7%下落と、前月の12.1%下落から下落率が大幅に縮小した。電気代は2.5%下落、都市ガス代は13.8%下落でともに前月より下落率が大きく縮小した。

    宿泊料は33.3%上昇で、前月の26.9%上昇を上回った。前年に見られた全国旅行支援の影響の反動に加え、人手不足や中国の春節に伴うインバウンド需要が押し上げ要因。

    一方で、生鮮食品を除く食料は5.3%上昇と、前月の伸び率5.9%を下回った。

生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は3.2%上昇と、前月の3.5%上昇を下回り、2023年1月以来の低い伸び率となった。

(和田崇彦)

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