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午前の日経平均は反落、短期的な過熱感で利益確定売り

ロイター / 2024年3月25日 11時57分

 3月25日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比267円19銭安の4万0621円24銭と、反落した。写真は株価ボードの下を歩く男性。都内で2022年6月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比267円19銭安の4万0621円24銭と、反落した。前週末の米国株式市場でダウ工業株30種が5営業日ぶりに反落した流れを受けて、利益確定の売りが広がった。日米の中銀イベント通過で全体的に手掛かり材料に欠けるなか、短期的な過熱感も意識された。

日経平均は89円安の4万0798円96銭で寄り付いた後、下げ幅を縮小しプラス圏まであと51円迫る場面もみられたが、再び売りに押された。一時、319円安の4万0568円77銭で前場安値をつけた。日経平均は前週末までの4営業日で約2180円上昇した反動もあり、きょうは利益確定の売りが広がった。

TOPIX(東証株価指数)は反落し0.8%安の2790.78ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆2571億8400万円だった。東証33業種では、値上がりは陸運、石油・石炭製品、水産・農林など9業種で、値下がりは精密機器、パルプ・紙、不動産、サービスなど24業種だった。

市場では「27日の権利付最終日を意識した動きのほか、押し目買いも入っており、大幅な株安には至っていない」(りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト)との声があった。個人投資家の買い意欲は引き続き強いという。

主力株では、リクルートホールディングス、信越化学工業、東京エレクトロンが軟調。アドバンテスト、日本取引所グループ、日本製鋼所はしっかりだった。

そのほか、個別では小林製薬がストップ安売り気配。健康被害の恐れがあるとして、商品の自主回収を発表したことが嫌気された。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが491銘柄(29%)、値下がりは1101銘柄(66%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。

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