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バイデン氏、半導体大手マイクロンへの補助金発表 最大61.4億ドル

ロイター / 2024年4月26日 8時7分

4月25日、バイデン米大統領は25日、ニューヨーク州シラキュースを訪問し、メモリー半導体大手マイクロン・テクノロジーの半導体工場に最大61億4000万ドルの補助金を支給することで基本合意したと発表する。写真は同社のロゴ。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Andrea Shalal Jarrett Renshaw Nandita Bose

[ワシントン 25日 ロイター] - バイデン米大統領は25日、ニューヨーク州シラキュースを訪問し、メモリー半導体大手マイクロン・テクノロジーの半導体工場に最大61億4000万ドルの補助金を支給することで基本合意したと発表した。

補助金は2022年に成立した「CHIPS・科学法」に基づく。同法は半導体の国内製造を増やし、中国や台湾への依存を減らすことを目的にしている。

バイデン氏は、かつて米国はチップ市場の40%を占めていたが、生産が国外に移り、パンデミック(コロナ大流行)によって国内サプライチェーン(供給網)の弱点が露呈し、重要な産業に打撃を与えたと指摘。「2度と待機列に脆弱な状態にさせないと決意している。大切なのはここアメリカで共にやっていくということだ」と語った。

商務省によると、ニューヨーク州クレイの半導体工場建設に補助金を支給する。同社はニューヨーク州に約1000億ドルを投資し、1万3500人の雇用を創出する計画で、同工場はその第1弾となる。

また、アイダホ州ボイシの半導体工場にも補助金を支給する。工場は同社の研究開発施設と併設する形となり、250億ドルの投資が計画されている。同省によると、6500人の雇用が創出される見通し。

ホワイトハウスは「マイクロンの総投資額はニューヨーク州とアイダホ州で史上最大の民間投資となり、建設・製造業の直接的な雇用2万人と間接的な雇用数万人を含む7万人以上の雇用を創出する」と表明した。

11月の大統領選で再選を目指すバイデン氏は、シラキュース訪問で国内製造業の再活性化と国家安全保障の強化に向けた政権の取り組みをアピールする狙いがある。

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