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ガザ北部「飢餓が迫っている」、国連が支援物資の搬入拡大訴え

ロイター / 2024年4月26日 12時30分

 4月26日、避難民に配るための援助物資を運ぶ国連と国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員ら。 写真はパレスチナのガザで撮影し24日に配信したビデオから、UNRWA提供(2024 ロイター)

Michelle Nichols

[国連 25日 ロイター] - 国連世界食糧計画(WFP)のカール・スカウ副事務局長は25日、パレスチナ自治区ガザ北部では飢餓が迫っていると述べ、より多くの支援物資をガザに搬入できるようにすべきだと訴えた。

イスラエル政府は3週間前、米政府の要請でエレズ検問所を再開するなど支援物資のガザへのアクセスを改善させた。

スカウ氏は記者団に「われわれはこれらの取り組みを歓迎する。実施されているものもあればまだ行われていなものもある」と述べた上で、「まだ十分ではない。支援物資の量と種類が必要だ」と指摘し、「(北部地域は)飢餓に直面しつつある」との懸念を示した。

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