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英経済、コロナ禍からの回復「長く困難」になる恐れ=中銀総裁

ロイター / 2020年5月28日 4時7分

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は27日、英経済の新型コロナウイルス感染拡大による影響からの回復について、中銀の見通しよりも長い時間がかかるリスクがあるとの考えを示した。 ロンドンの英中銀前で3月撮影(2019年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は27日、英経済の新型コロナウイルス感染拡大による影響からの回復について、中銀の見通しよりも長い時間がかかるリスクがあるとの考えを示した。

ベイリー総裁は英紙ガーディアンへの寄稿で「回復が厳しく、時間がかかるものになるリスクは明らかに存在している」とし、「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)などの措置が緩和されても消費者や企業は慎重さを崩さないため、経済活動の回復ペースが限定される可能性がある」と述べた。

英中銀は今月、英経済は3─6月に縮小するものの、来年後半には大幅に回復するとの見通しを示したが、ベイリー総裁はこのような見通しは、いかに早く日常を取り戻せるかのほか、「緩和措置がどのように継続されるか、人々の警戒心がどの程度か、経済への打撃がどのくらいの期間に及ぶかにかかっている」と語った。

また英中銀は必要に応じて経済をさらに支援する用意があると改めて強調。これにはマイナス金利政策の導入が適切かどうかの検討も含まれているが、その際には負の影響を「非常に慎重に検討する」必要があるとした。

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