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アドバンテスト、米国出身エンジニアのラフィーバ氏がCEOに

ロイター / 2024年2月28日 18時58分

 2月28日、アドバンテストはダグラス・ラフィーバ副社長兼グループ最高執行責任者が最高経営責任者に就任する4月1日付の人事を発表した。昨年2月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo/Illustration)

Miho Uranaka Shinichi Uchida

[東京 28日 ロイター] - アドバンテストは28日、ダグラス・ラフィーバ副社長兼グループ最高執行責任者(COO)が最高経営責任者(CEO)に就任する人事を発表した。

津久井幸一副社長兼共同グループCOOが社長兼COOに、吉田芳明社長兼グループCEOは会長に就く。いずれも4月1日付。

吉田氏は会見で、ラフィーバ氏について、顧客や世界の従業員とコミュニケーションができ、情報を持っているという点で最適との考えを示した。半導体産業で最も変化を先取りできる場所は、米国や中国、欧州だとし、日本ではないと語った。

米国出身のエンジニアであるダグラス・ラフィーバ氏は、同社米国法人に1998年に入社。その後、2014年に執行役員、17年に常務執行役員に就き、23年1月から現職。CEO就任後も米国から経営を行う。

ラフィーバ氏は、「半導体が複雑化を増す中、業界が直面する課題の解決に向けて、アドバンテストの果たす役割が一層大きくなる」と話した。

株式市場では、人工知能(AI)半導体への投資拡大により製造装置メーカーが恩恵を受けるとの期待から、同社の株価は年初来で44%以上上昇している。ラフィーバ氏は、株式市場からは「過去にない関心の高さを感じている」とし、「勝ち続けること、顧客を獲得し続けることに今後も注力したい」と述べた。

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