台湾野党が議会で議場占拠、議員同士がもみ合い一時騒然

ロイター / 2020年6月29日 14時48分

<description role="descRole:caption"> 6月29日、台湾の立法院(議会)で、政府の「独裁」に抗議するために最大野党の国民党議員が前夜から築いたバリケードを与党・民主進歩党(民進党)の議員が強行突破し、議員同士がもみ合い怒号が飛び交うなど、議場は一時騒然となった。写真はもみあう議員たち。台湾の台北で撮影(2020年 ロイター/Ann Wang) </description>

[台北 29日 ロイター] - 台湾の立法院(議会)で29日、政府の「独裁」に抗議するために最大野党の国民党議員が前夜から築いたバリケードを与党・民主進歩党(民進党)の議員が強行突破し、議員同士がもみ合い怒号が飛び交うなど、議場は一時騒然となった。

対中融和を掲げる国民党の20人強の議員は28日夜から議場を占拠、与党議員が中に入れないようチェーンや椅子でバリケードを築いた。民進党や蔡英文総統による法案の強行採決や政府の監視機関のトップに蔡総統の側近が指名されたことに抗議するためだとした。

これに対し、民進党の議員らは29日の昼前にバリケードを強行突破し、演壇に隠れた国民党の議員らを囲んだ。国民党の江啓臣主席を含め、議員同士がもみ合い、怒号が飛び交うなど騒然となったが、最終的に江氏は通用口から立ち退かされた模様。

国民党は声明で「蔡政権は今年、かつてないほど独裁的になった」と主張。「蔡氏の頑固さ故に国民党は立法院の占拠と議事のボイコットを余儀なくされた」とした。

民進党は議会の圧倒的過半数を占める。

同党と総統府はともに、国民党の議会占拠を非難し、「茶番劇」だと酷評した。

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