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NASA、新型宇宙船打ち上げを延期 ISSでのトラブル受け

ロイター / 2021年7月30日 11時15分

米航空宇宙局(NASA)は29日、米ボーイングの新型宇宙船「CST-100スターライナー」の試験打ち上げを延期すると発表した。写真はロケットに搭載され打ち上げを待つ同宇宙船。同日、米フロリダのケネディー宇宙センターで撮影。(2021年 ロイター/Joe Skipper)

[29日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は29日、米ボーイングの新型宇宙船「CST-100スターライナー」の試験打ち上げを延期すると発表した。国際宇宙ステーション(ISS)にこの日連結したロシアの実験棟「ナウカ」が予定外にエンジンを噴射し、ステーションが傾くトラブルが生じたのを受けた。

スターライナーは30日に米フロリダ州ケネディ―宇宙センターからボーイングと米ロッキード・マーチンの合弁会社の大型ロケット「アトラスV」を使って打ち上げられる予定だったが、打ち上げは8月3日に延期された。

NASAの宇宙ステーションプログラム責任者、ジョエル・モンタルバノ氏によると、ナウカが連結してから数時間後に複数のジェットエンジンが予定外の噴射を開始し、ステーションは通常のポジションを保てなくなったという。

ステーションは45分超傾いたままとなったが、地上の飛行チームが制御用エンジンを使い、通常のポジションに戻した。

同氏によると、日本の宇宙飛行士、星出彰彦さんら滞在中の飛行士7人との通信が2回にわたり、少しの間途絶えたが、飛行士に危険が及ぶことは全くなかった。

ナウカのエンジンが誤噴射した理由はまだ明らかになっていない。国際宇宙ステーションは誤噴射による損傷は受けていないとみられる。

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