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枝豆もおいしい! 飛田和緒さんの「夏野菜×味噌汁」アレンジ

ananweb / 2017年7月18日 12時0分



料理は好きだし楽しいけれど、わからないまま放置している料理にまつわるあれやこれや、心当たりは、ありませんか? 料理家・飛田和緒さんが、みなさんの悩みにわかりやすく答えてくれました。今回は「夏の味噌汁」についてです。


■ 爽やか野菜やピリ辛食材で食欲アップ、具だくさんでおかず代わりにしても。

さっぱり、ひんやりな料理に偏りがちな夏のごはん。でも、「冷房や冷たい飲み物で夏の体は疲れ気味です。1日1回は食事で温かい汁物を。味噌汁は一番身近なスープですし、発酵食品である味噌には体を温める力もある。夏こそ、味噌汁です」と、料理家・飛田和緒さん。

「夏のみずみずしい野菜でさっぱりと。食欲がないときは辛み食材や肉のうま味を加えて。油揚げや揚げ玉も、少し加えると味にメリハリが出ます」

味噌は好みのものを。だしも、かつお節で引くのが面倒なら、顆粒だしで十分だそう。「2種の味噌を混ぜたり、あごや昆布のだしに変えてみたり。時々そんな変化を持たせると、飽きずに楽しめますよ」

ディップなど味噌づかいのアイデアも紹介。日本古来の万能調味料で、夏の体を健やかに!

■ つまみも具になる「夏野菜」

手近な野菜で作れるのが、味噌汁の最大の魅力。「夏なら、トマトやなす、枝豆など。わざわざ用意せずとも、おつまみやおかずの残りを使えばOK 」。この3種のほか、焼きとうもろこしもおいしい!


【トマト】

酸味とうま味が味噌やだしの風味にぴったり。「プチトマトでもいいし、湯むきにしても。ごまを加えると良いアクセントに」


【ゆで枝豆】

さやごと入れ、「さやに絡んだ汁を吸いながら豆を食べる。これがおいしいんです」。おつまみを取り分けて、翌日の味噌汁に。


【焼きなす】

「焦げた風味が加わると、いつものお味噌汁がまた違うおいしさに」。焼きなすをおかずにするとき、多めに作ってぜひ試して。

■ 冷蔵庫が空っぽでもOK ! 「超シンプル」

同じ味噌ばかりで飽きてきたら、「辛み食材を足すと新鮮な味わいに。ゆず胡椒や豆板醤は豆腐やきのこなど何にでも合い、生姜のすりおろしは、玉ねぎなど甘みのある食材と好相性」

■ 料理する元気がないときは「おかずも兼ねて」

暑くて食欲がない、料理したくない…というなら、「具が多めの、おかずも兼ねた味噌汁に。ごま油やにんにくの香りを生かすのがコツです」。ごはんと漬物を添えれば、立派な献立に。


【夏の豚汁】

オクラやいんげん、なすやトマトを切って豚肉と一緒にごま油で炒め、だしと味噌を加えて出来上がり。みょうがを加えてさらに香りよく。


【卵とキムチ】

だしで味噌を溶いてキムチを加え、卵を落として半熟に。とろりと流れる黄身も絶品の、簡単チゲ風。「納豆を加えてもおいしいですよ」
ひだ・かずを 料理家。家庭料理を中心に数多くの著書を持つほか、雑誌やテレビなどで幅広く活躍。主な著書に『主菜』『常備菜』(共に主婦と生活社)など。

※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・SANDER STUDIO 小野寺光子 取材、文・新田草子

(by anan編集部)

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