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ニューヨーク「朝から何してんねんっていう (笑) 」 『ラヴィット!』らしさとは?

ananweb / 2022年6月19日 19時10分

ニューヨーク「朝から何してんねんっていう (笑) 」 『ラヴィット!』らしさとは?

『ラヴィット!』木曜レギュラーのニューヨーク。スタート時から、“普通ではない番組”になる予感があったそう。

ニューヨーク



――朝の番組のオファーを受けた時、どう感じましたか?

嶋佐和也:レギュラー自体、そんなになかった時に、朝らしい空気があるわけでもない自分たちに!? と思いました。でも、出演者のラインナップを見ると若手芸人が多くて“変わった番組が始まるな”と。



屋敷裕政:そのおかげで“朝だからかしこまらな”みたいなプレッシャーは最初からなくて、ずっとナチュラルにやらせてもらってます。



嶋佐:僕も“朝だから”っていう感覚はまったくないですね。放送禁止用語に気をつけてるくらい。



屋敷:それは時間帯とは関係ないから(笑)。



――演者に“朝だから”という意識がなかったことが、番組の成功の一因でしょうか?

屋敷:それはあるかもしれないです。今や“朝”が番組全体のフリになってますよね。“朝から何してんねん”っていう(笑)。



嶋佐:あと、俺らを含めた若手芸人の大量起用も『ラヴィット!』らしさにつながったように思いますね。ネルソンズさんのロケを他の番組で見たことがないし、こんなにそいつどいつ出すんだって、放送を見て、びっくりしますもん。



屋敷:スタッフさんが、俺らが他の番組やYouTubeで絡んでるのを見て知ってくれてる。そういうところに愛を感じます。



嶋佐:番組愛が強すぎて、最近、様子がおかしくなってるけど(笑)。



屋敷:フルスロットルで若干心配(笑)。でも、そうやってスタッフさんが、若手のやりやすい環境で、やりたいことをそのままやらせてくれるのが『ラヴィット!』。今、養成所の子たちに出たい番組聞いたら、『ロンドンハーツ』や『アメトーーク!』と並ぶんちゃいます? 言うまでもなく、川島さんの力も絶対に大きいですよね。通常はMCの人を前にすると、“この人にオモロないって思われたら嫌や”って萎縮するものですけど、川島さんには全部出せて一番調子いいってやつばかり。



嶋佐:川島さんには驚くほど“波”がない。誰しも調子の良し悪しはあるのに、あの安定感は、毎朝の生放送にぴったりだと思います。



――ニューヨークらしさを出せた手応えを最初に感じた企画は?

嶋佐:シェフの方と一緒に料理して試食するロケですかね。1回のロケで試食が8回もあって、全部無茶苦茶ボケたら面白がってもらい、かなりやりやすくなりました。



屋敷:徐々にボケるようになってたところに、「ニューヨーク不動産」があって。はしゃいだり、真剣に迷ったりする様がドキュメント的な笑いになってくれましたね。



嶋佐:あそこで家電や家具に300万円以上使ったのは大きかった。



屋敷:ようわからん芸人が、わざと札束落として拾うのがお約束になるってあり得ないでしょ(笑)。これも“朝だから”という凝り固まった考えが誰にもないからこそ。



嶋佐:こいつも350万円の腕時計買って、炎上を危惧してたんですけど、全然そんなことなくて。



屋敷:知らんとこで、めっちゃ嫌われてるかもしれないけど(笑)。



――今後、やってみたい企画は?

嶋佐:ニューヨーク旅行! フランスも行きたいなあ。



屋敷:俺らすでに3回は海外に行けるくらいの金は使ってるしな。それも自腹やったら? ガチの喧嘩です! 「自腹なんやからゆっくりさせてください」って(笑)。

右・屋敷裕政、左・嶋佐和也。2010年、コンビ結成。6月25日よりコンビ史上最大規模の単独ライブ「Last Message」を開催。

『ラヴィット!』 毎週月~金曜8時~TBS系にて放送中。“日本でいちばん明るい朝番組”をコンセプトに、2021年3月に放送開始。朝の常識を覆す、独自のバラエティ番組路線が話題を呼び、若い世代を中心にファンが急増中。TVerでの見逃し配信も人気に。

※『anan』2022年6月22日号より。写真・千葉タイチ 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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