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「余計イライラする…」ストレスが膨らむ愚痴り方とは?

ANGIE / 2016年6月2日 21時0分

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愚痴は心の栄養とも言います。少しの愚痴は、ストレス発散にも効果的! それは事実でしょう。

でも、もし日々の会話が愚痴で溢れてしまっていたら要注意。みなさんは、普段どのくらい愚痴に時間を費やしていますか?

 
愚痴は心の栄養
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愚痴が心の栄養と言われるのは、愚痴が感情を解放するための良い手段になるからです。感情を抑え問題を一人で抱えてしまうと、ときには心身に支障をきたすこともあります。

だから適度に愚痴はこぼすことは、悩みを他人と共有して心の健康を保つためには必要なことです。

ただ、気をつけたいのは愚痴の種を自ら見つけないこと。ちょっとわかりにくいので、例を挙げてみますね。

 
愚痴の種の生まれ方
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タイプ1
職場のAさんが、就業時間終了間際に仕事を頼んできました。あなたは特に予定がなかったので引き受けましたが、内心では非常識だなと感じています。

 
タイプ2
それ以来、あなたはAさんに対して不信感を抱くようになりました。「そういえば、以前ランチのときにAさんが話していたことも変だった」と思い出しては、イライラを感じています。

 

タイプ1の時点では、問題がAさんにあることは明らかです。この時点で愚痴を言ってスッキリできれば良いのですが、問題はタイプ2になってしまうことです。タイプ2では愚痴の種をわざわざほじくりかえして、さらには芽にまで育ててしまっています。

愚痴の良いところは不満が大きくなる前に、種の時点でスッキリと解消できることです。種を自ら見つけてきたり、まして育てたりしては意味がありません

 
愚痴りそうになったとき、どうすればいい
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かく言う私も、愚痴が好きな一人です。以前は何か不満を見つけては、友達と愚痴るのが楽しみでした。しかしいつのまにか、不満があるから愚痴るのではなくて、愚痴るために不満を探すようになっていたような気がします。愚痴るために不満を探すなんて、おかしいですよね。

そのことに気づいてからは、嫌なことや、嫌いな人のことが頭に浮かんでも、すぐに振り払うようにしています。私が実践しているのは「嫌なことのために、私の貴重な頭と時間を使うなんてもったいない」と考えること。さらに、好きなことや人、楽しいことをイメージして、嫌なことに思考が侵食される前に、素早く思考を切り替えるようにしています。

意識的に嫌なことから距離を置くだけで、愚痴ることは大分少なくなりました。愚痴る前の段階で思考のバランスを取ることで、愚痴りたくなること自体が減ったのです。

 
愚痴が減ると増える嬉しい効用って?
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顔つきが変わる
愚痴っているとき、頭は不満で一杯です。そんなときは眉間にシワができ、表情もけわしくなりやすいもの。好きなことや楽しいことをイメージする時間が増えれば表情も和らぎ、結果的に眉間のシワも解消しやすくなります。

 
不安が軽減する
嫌なことは、多かれ少なかれ自分にとっては脅威です。考えてばかりいると、不安な気持ちが煽られて大きくなってしまいます。楽しいことを考えているとき、人は万能感に包まれて不安を感じにくくなるものです。

 
好きな人や楽しいことへの感度が上がる
好きな人や楽しいことを考える時間が増えるので、より幸せな方向に思考を広げやすくなります。これまで、どれだけ嫌いなことに思考を使っていたかに気づくでしょう。

 
頭と時間を有効活用
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時間は、誰にも等しく過ぎていきます。同じ時間を不満探しに使うのか、幸せ探しに使うのか、どちらが有益かは明らかですよね。愚痴はあくまでもストレス発散の手段の一つ。

ストレスがさらに膨らんでしまうような、愚痴をくり返すのはもう止めましょう。

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