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意外と悩む。トレンド野菜“ビーツ”のおいしい食べ方って?

ANGIE / 2016年6月20日 7時0分

ビーツ

ビタミンB群やC、鉄分など美肌効果が期待できる栄養素を豊富に含むビーツ。私の住むアメリカではほとんどのスーパーで扱われているほど一般的で、レシピ雑誌の表紙をたびたび飾るほど。ケールと同じく美容、健康効果の高い野菜として、コールドプレスジュースも人気です。

ビーツというとボルシチやスープというイメージが強いと思いますが、アメリカでは圧倒的にサラダとして食べられることが多いです。味もおいしいですよ!

日本でもここ数年注目されはじめていますが、その独特の土っぽい味(アク)が苦手という人が多いのも確か。そこでアメリカで人気のビーツのサラダと、ビーツの土臭さを抑えておいしさを引き出す料理法を紹介します。

 
ビーツのアクを抑えて、おいしさを引き出すテクニック
ビーツをサラダに使うときの下準備として、低温で長時間ローストするのがおすすめ。

コリコリとしたほどよい食感があり、ゆでたカブのような質感。深みのある甘さが引きたちます。
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Photo by Nora


1.ビーツの葉を切り落とします。葉は炒め物やスープに使えるから捨てないで。
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Photo by Nora


2. ビーツをアルミホイルの上にのせ、オリーブオイル、塩少々をかけます。

オリーブオイルはビーツにコクを出す効果があります。あれば赤ワインビネガーも少々かけて。ビーツの色を鮮やかに保ちます。

3. ビーツをアルミホイルで包み、200度に予熱したオーブンまたはオーブントースターで45分〜1時間加熱します。竹串を通してスッと通ればOK。

加熱時間はビーツの大きさによって違うので、できれば途中でチェックして。
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Photo by Nora


3. 冷ましてからキッチンペーパーで皮をむきます。ビーツの赤い色素が手につくので、気になる人はビニール手袋を使って。木のまな板にもつきやすいので要注意。

 
ビーツのおいしさを引き出す相性のよい食品
たっぷりのお酢
ローストするとき赤ワインビネガーをかけることをおすすめしましたが、ビーツと酢は好相性。

ロースト後、ドレッシングで味付けするときも酢はマスト。赤ワインビネガーやバルサミコ酢などの酢は、ビーツのアク(土臭さ)を抑えてうまみを引き立てます。
チーズ、ヨーグルトなどの発酵乳製品
アメリカで人気のビーツサラダのほとんどは、チーズやヨーグルトとの組み合わせ。酸味とクリーミーな味わいが、ビーツのミネラル感とマッチしています。
トマト、オレンジ、グレープフルーツ、りんごなどの野菜やフルーツ
酸味のある食材はビーツの甘さを引き締めて、ほどよいアクセントに。
ナッツ
ビーツのしっとりとした食感にはナッツのザクザクとした食感がマッチ。くるみ、アーモンド、松の実のほか、シード類もトッピングとして使えます。

 
アメリカで人気のビーツのサラダ
アメリカのレシピ本、レシピサイト、ピンタレストなどで特に人気のレシピを2品ご紹介しましょう!
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Photo by Pinterest



ビーツとルッコラ、チーズのサラダ
ビーツと特に相性がいいのはカッテージチーズや、ゴートチーズ(羊のチーズ)、ブルーチーズなど。

ルッコラの辛味、バルサミコ酢の酸味がビーツの深い甘みによく合います。ルッコラの代わりにリーフレタスでもOK。

【材料(3〜4人分)】

ビーツ・・・3個(上記の低温長時間ローストで下処理をしたもの)


ルッコラ・・・150〜180g


好みのチーズ(カッテージチーズや、ゴートチーズ、ブルーチーズなど)・・・100g


くるみ・・・1/2カップ


A EXヴァージンオリーブオイル・・・大さじ2


A バルサミコ酢・・・大さじ2


A メープルシロップ(orはちみつ)・・・大さじ1/2


A 粒マスタード・・・大さじ1


A 塩、粗挽き黒こしょう・・・適量


【作り方】

1. ビーツは1cm幅のくし型切りにします。くるみは刻んで。

2. 小さいボウルにAの材料を混ぜ合わせます。

3. 皿にビーツとルッコラを盛り、2をかけ、チーズ、くるみをかけます。

 
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Photo by Pinterest



ビーツとトマトのシンプルサラダ
トマトはフルーツトマト、プチトマト、なんでもOK。トマトの代わりにオレンジやグレープフルーツなどフルーツでも。

ビーツの甘みがうまみとして引き立てられた一品です。

【材料(3〜4人分)】

ビーツ・・・2個


トマト・・・3〜4個


塩・・・小さじ1/3〜1/2


粗挽き黒こしょう・・・適量


EXヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1〜2


チーズ(パルメザンチーズorフェタチーズ)・・・大さじ1〜2


パクチー・・・2〜3枝


【作り方】

1. ビーツ、トマトは3〜4mmほどの輪切りにします。

2. お皿にビーツ、トマトを並べ、塩、粗挽き黒こしょうをふり、EXヴァージンオリーブオイル、チーズをかけて、パクチーを散らせば完成。

 

今回紹介した2品のサラダには、ヨーグルトドレッシングもおすすめです! 作り方は、下の材料を混ぜるだけでOK。

■ヨーグルトドレッシングの材料(作りやすい分量)

プレーンヨーグルト・・・大さじ4


マヨネーズ・・・大さじ1


レモン汁・・・大さじ1/2


ディル(刻む)・・・大さじ1


 

美にうれしい栄養素たっぷりのビーツ。サラダにすればもっとおいしく、手軽に取り入れられます。

(レシピ制作/Nora)

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