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国内衝撃「Libero Flip」のオリジナル版!? ZTE、折りたたみスマホや3Dタブレットを発表

ASCII.jp / 2024年2月29日 10時0分

 ZTEはMWC 2024で新製品発表会を開催。低価格な折りたたみスマートフォン「nubia Flip」や裸眼3D表示可能な「nubia Pad 3D II」、カメラ強化スマートフォンの「nubia Z60 Ultra」などを発表した。なお製品スペックや価格は一部のみが公開された。詳細は追ってアナウンスされるとのこと。

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ワイモバからMNP時に3万9800円と話題になっている「Libero Flip」のオリジナルと推測される「nubia Flip」
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ZTEブースで発表会が開催された

ZTE初の折りたたみスマホ「nubia Flip」は ワイモバから登場の「Libero Flip」とほぼ同じ

 まずnubia Flipは、本体を折りたたむことのできる縦折り式のスマートフォンだ。公式のアナウンスはないが、Y!mobileから発売された「Libero Flip」のベースモデルと考えられる。

 アウトディスプレーは円形で、スマートウォッチのように時計や通知などを表示可能。カメラを起動したときはライブプレビュー画面としても利用できる。カメラは5000万画素を内蔵し、メインカメラを使った自撮りもできるわけだ。

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円形のサブディスプレーを搭載している

 チップセットはSnapdragon 7 Gen 1、バッテリーは4310mAhで33W充電に対応する。本体はサムスンの折りたたみモデルなどと比べると若干厚みがあるようだ。

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側面にある赤い電源ボタンがアクセントにもなっている

 背面は表示の一切ない仕上げ。シンプルを極めている。なおLibero FlipはここにFeliCaマークがプリントされている。

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背面仕上げはあっさりとしている

 ディスプレーは開いた状態では6.9型(21:9、1188×2790ドット)で120Hz駆動。10bitカラー表示が可能でスクリーン占有率は95.4%と高い。フロントカメラは1600万画素である。

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本体を開いた状態
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背面から見る

 ヒンジは20万回以上の開閉テストが実際された尾のこと。ヒンジをある程度好みの位置に止めることもできる。価格は599ドル、約9万円とされている。

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いわゆるフレックスモード、自由な位置でヒンジを止められる

イヤホン端子2つで恋人や友達が同じ音楽を聞くのも簡単 大型スピーカーを背面に搭載する「nubia Music」

 カラフルな背面の塗り分けが楽しい「nubia Music」は音楽を愛するユーザー向けのスマートフォンだ。カメラの横に配置されたスピーカーは平均的なスマートフォンの6倍もの大きな音量で音楽を再生できる。

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音楽が好きな人向けの「nubia Music」

 本体上部には3.5mmヘッドフォン端子を2つ搭載しており、恋人、友人、家族など、近い関係同士の人間で同じ音楽を楽しむこともできる。背面カラーは写真からはややわかりにくいが、イエロー単色のバリエーションもある。

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ヘッドフォン端子は2つ。こちらのモデルは背面がイエロー1色だ

 ディスプレーは6.6型で解像度はHD+、メインカメラは5000万画素、そのほかのスペックは現時点では不明だ。音楽再生アプリはレコード盤を画面内で再生するように操作する「ビニルレコードプレーヤー」が標準搭載されている。価格は149ドルから(約2万2000円~)。

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音楽をとことん楽しめるスマホだ

1億画素カメラ搭載のミドルレンジ機「nubia Focus Pro 5G」

 クラシカルなカメラデザインの「nubia Focus Pro 5G」。ベージュとホワイトのツートンカラー仕上げの背面に円形のカメラ台座を配置したデザインは、手のひらの中に高性能なカメラを持っている気分にさせてくれる。メインカメラの画素数は1億800万で、サブの2つのカメラと合わせて最大75mmまでの望遠に対応する。

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カメラ風デザインの「nubia Focus Pro 5G」

 ディスプレーは6.72型(1080×2400)、120Hz駆動。バッテリーは5000mAhで33W充電に対応する。チップセットは5G対応のオクタコア2.2GHzとしか公開されていない。

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6.72型ディスプレーを搭載

 本体側面にはカメラボタンも搭載。本体を取り出してすぐに写真や動画撮影ができる。

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側面にあるカメラボタン

 なお、カラバリにはブラックもある。価格は199ドル(約3万円)からとのこと。

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ブラックのカラバリモデルもカメラ風デザインだ

スナドラ8 Gen3に画面下インカメラの高性能カメラフォン 「nubia Z60 Ultra」

 nubia Z60 Ultraは5000万画素級カメラを3つ搭載する高性能なカメラフォンだ。標準カメラは35mm相当で5000万画素、超広角は18mm相当でこちらも5000万画素、望遠は85mm相当で6400万画素である。

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高画質カメラを3つ搭載する「nubia Z60 Ultra」

 チップセットはSnapdragon 8 Gen 3、バッテリーは6000mAhで80Wの急速充電対応。なおゴッホの絵画をモチーフにしたバリエーションもある。

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ゴッホデザインのカラバリ

 ディスプレーは6.8型(1116×2480)、120Hz駆動。フロントカメラは1200万画素でディスプレー下に埋め込まれている「Under Display Camera」を採用。画面を遮るものが一切ない。

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フロントカメラはディスプレーの下に配置される

 nubia Z60 Ultraも側面にカメラボタンが配置されている。本体サイズは76.35×163.98×8.78mm、重量は246gとのこと。カメラバンプは長方形の上に丸いレンズを配置しており、メカっぽいデザインに仕上げられている。

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カメラフォンだけにこちらにもカメラボタンが搭載されている

カジュアルなゲーミングフォン「nubia Neo 2」

 メカニカルデザインな背面の「nubia Neo 2」はゲーミングユースを意識したモデルだ。nubiaはREDMAGICブランドでゲーミングスマートフォンを展開しているが、REDMAGICはハイエンドモデルのみをリリースしている。Neo 2はより手軽にゲームを楽しむためのミドルレンジモデルだ。

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カジュアルなゲーム機「nubia Neo 2」

 チップセットは現時点では非公開で6nmプロセス、2.7GHzとのこと。ディスプレーは6.72型だ。バッテリーは6000mAhと大容量を搭載する。

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6.72型ディスプレー搭載のミドルレンジモデル

 本体右側面の両端にはタッチ式のショルダーボタンを搭載。本体を横向きに持った時にゲーム用のコントロールボタンとして使用できる。価格は199ドル(約3万円)からを予定している。

5G対応の3Dタブレット「nubia Pad 3D II」

 裸眼でも3D表示が可能な特殊なディスプレーを搭載する「nubia Pad 3D II」は、1年前のMWC 2023で発表された「nubia Pad 3D」の後継モデルだ。12.4型3DディスプレーはLeia社が開発したものを搭載。ディスプレー上部にある2つのカメラが視線をトラッキングし、どの角度からも3D表示を可能にする。前モデルと比べ3Dの解像度は80%アップ、3D表示の明るさは100%アップしている。

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裸眼3Dディスプレー搭載の「nubia Pad 3D II」

 チップセットはSnapdragon 8 Gen 2。初代モデルはWi-Fiのみを搭載したが、nubia Pad 3D IIは5G通信にも対応した。また背面のデュアルカメラは1300万画素×2から1600万画素×2と変更された。バッテリーは10000mAhで66W充電対応だ。

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背面には3D撮影用のデュアルカメラを搭載

 初代モデルは日本で発売された。後継機となるnubia Pad 3D IIもぜひ投入してほしいものだ。

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日本での発売も考えられる
 

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