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SusHi Tech Tokyo 2024の「山車(だし)」が、カッコ良すぎて痺れるぜ!

ASCII.jp / 2024年4月26日 19時0分

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム

4月27日、SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムが開催!

 4月27日から、「SusHi Tech Tokyo 2024」が開催される。

 東京都では持続可能な都市を高い技術力で実現し、都市課題の解決に向けた挑戦や、東京の多彩な魅力を「Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo」として国内外に発信し続けている。

 SusHi Tech Tokyo 2024はそのリアル版とも言えるイベントで、東京発のイノベーションを創出するとともに、未来の都市モデルを発信することを目的としたもの。

 東京臨海副都心エリア内の大型施設4会場(日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリア、有明アリーナ)で、5月26日までのおよそ1ヵ月間にわたり開催される、大型のイベントだ。

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム
最先端のテクノロジーによって、世界の都市が抱える課題の解決を目指すイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」

 そんなSusHi Tech Tokyo 2024の一環として、未来の東京を体験するプログラムを実施する「ショーケースプログラム」が開催される。

 ショーケースプログラムのテーマは、「自然」と「便利」が融合する“2050年の東京”。展示やワークショップなどを通じて、未来の東京を感じ、考えることができる空間となっている。

 会場の日本科学未来館を取材してきたので、その模様をレポートする。

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
宮本卯之助商店とRDSのコラボレーションで実現した「ツナグルマ」

 ……というわけなんだけど、まずはこの写真を見てくれよ。巨大なかっこいい亀みたいな山車。ショーケースプログラムの会場に入ると、この山車が中央にドンと置いてあって、否が応でも目に入ってくる。

 この山車、正式名称は「ツナグルマ」という。

 神輿や山車といった祭礼具の分野で160年以上の歴史を持つ宮本卯之助商店と、デジタル技術を駆使した最新のモノづくりを得意とするRDSがコラボレーションして、“お祭”における伝統的で象徴的な存在である山車をアップデートするというコンセプトで作ったもの。

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
上山、胴山、前山は伝統的な工法を用いた見事な造り。側面にはLEDパネルをレイアウトしている

 上山、胴山、前山(山車の上部の部分)は、主に宮本卯之助商店が制作していて、伝統的な“本物の”造り。台輪(車にあたる部分)にあたる部分はRDSが作っていて、鋭い目つきの亀をモチーフとしたモビリティーになっている。“伝統”と“未来”の見事なコラボレーションである!

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
亀の甲羅にあたる部分にLEDが仕込まれていて、発光する

 さらに詳細を見ていくと、側面にはLEDモニター、亀の甲羅部分にはRGB LEDが仕込まれている。映像を映し出し、さまざまな色に発光しながら走れるようになっている。

 かと思えば、縁取りや上山の提灯など装飾的な部分は宮本卯之助商店の技術をうかがい知れる本格的な山車の作りになっており、歴史と伝統が感じられ、見ていて飽きない。

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
ホイールキャップなどの細部にもこだわりが見られる
SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
彫金などの細かな部分にも抜かりがない
SusHi Tech Tokyo 2024の「山車(だし)」、ツナグルマ
実は「SusHi Tech」の形状になっている、ツナグルマの最上部にあしらわれた炎
SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラムの「ツナグルマ」
未来的だが、同時に伝統的でもある

 会期中は、日本科学未来館や有明アリーナで展示される予定だ。また、5月19日には、シンボルプロムナード公園で「ツナグルマパレード」も予定されている。

 このツナグルマを見て、伝統と最新技術の融合を体感するだけでも、来場の価値はある……そう思わせるような迫力と造りのよさだ。会場を訪れたら、絶対に見てほしい。

おばけに教えてもらう持続可能な食事や ロボットの操縦体験もあるぞ

「おばけレストラン」
おばけの支配人が持続可能な食材について教えてくれる「おばけレストラン」

 そのほかの展示の様子も紹介しよう。

 「おばけレストラン」は、おばけの支配人が配膳してくれる料理を眺めながら、持続可能な食材(野菜で作ったエビや肉)について学べるというコーナー。

 プロジェクションマッピングを用いて料理が切り替わっていく演出を楽しみながら「未来の食」に関する解説を受けられる。

乗用車両変形ヒューマノイド「ファイバリオン」
勇者技術研究所による乗用車両変形ヒューマノイド「ファイバリオン」
乗用車両変形ヒューマノイド「ファイバリオン」
手と腕の動きがリアルタイムに巨大ロボットに反映される操縦体験ができる

 ASCII.jpではおなじみの、「ファイバリオン」の操縦体験ができるコーナーも。腕や肩の関節、手指の動きがどのように同期されるのか、シミュレーターを参照しながらリアルタイムにファイバリオンを操れる。

 憧れの「コックピットからロボットを動かす感覚」、ぜひ会場で楽しんでほしい!

「空飛ぶクルマ」
米Joby Aviationによる「空飛ぶクルマ」のモックアップ
ロボットプレゼンテーション
「トニー」と「ビッグフェイス」がロボットの歴史や活用事例、未来についてプレゼンを行うコーナーも

 そのほか、米Joby Aviationが開発し、ANAがパートナーとして国内でのサービス展開を目指している「空飛ぶクルマ」の実物大モックアップの展示や、ロボットの「トニー」と「ビッグフェイス」が、ロボットの歴史、活用事例、将来についてプレゼンテーションを披露してくれるコーナーなども用意されている。

 未来の都市モデルが体験できる、SusHi Tech Tokyo 2024のショーケースプログラム。まずは日本科学未来館が4月27日の13時からオープンする。

 この1ヵ月は、SusHi Tech Tokyo 2024のショーケースプログラムで2050年の東京を体験しよう!

「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラム概要

【開催期間】 2024年4月27日(土)〜5月26日(日)

【各会場開催日程】 ・日本科学未来館 4月27日(土)〜5月26日(日)  ※5月7日(火)、5月14日(火)は休催 ・シンボルプロムナード公園 5月12日(日)〜5月26日(日) ・海の森エリア 5月12日(日)〜5月21日(火) ・有明アリーナ 5月17日(金)〜5月21日(火)

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム

【URL】 https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp

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