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GfKジャパン調べ:2017年上半期 映像ソフト市場総括

@Press / 2017年8月30日 17時0分

図1.映像ソフト ジャンル別金額構成比
GfK ジャパン(東京:中野区)は、2017年上半期(1-6月)のセル映像ソフトの販売動向を発表した。※

【概要】
・2017年上半期のセル映像ソフト販売は数量、金額ともに前年比二桁減。
・UHD Blu-rayソフトは4億円超と順調に推移。
・2017年下半期のBlu-rayソフトは、ヒット作の発売などにより市場回復の見込み。

【2017年上半期 映像ソフト全体】
2017年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-rayなど全て含む)は数量では前年比14%減の1,723万枚、金額では同10%減の826億円となった。 2016年通期ではやや改善された縮小幅が再び拡大する形となった。
販売チャネル別金額構成比は、Eコマース58%、メディアストア27%、家電量販店6%となった。最大チャネルであるEコマースが前年通期から1%ポイント拡大した。
ジャンル別金額構成比では、主要ジャンルである、音楽、邦アニメ、洋画がいずれも構成比を下げた(図1)。この一方で、「シン・ゴジラ」の発売があった邦画と、「逃げるは恥だが役に立つ」のBOX版が発売された邦TVドラマが、それぞれ前年通期から2%ポイント拡大した。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/136737/img_136737_1.png

【Blu-rayソフト】
2017年上半期のBlu-ray(以下BD)ソフトは数量前年比8%減の736万枚、金額前年比6%減の425億円となった。映像ソフト市場に占めるBDソフトの金額構成比は51%であった。販売チャネル別金額構成比は、Eコマース65%、メディアストア21%、家電量販店7%となった。
ジャンル別金額構成比では、最大ジャンルの邦アニメが33%と前年通期から1%ポイント縮小した。また、前年に大きく拡大した音楽は前年並みの32%を占めた。この他、邦画、邦TVドラマなど比較的価格の高いジャンルが拡大した。この結果、BDソフトの平均価格は前年同期から2%上昇し5,786円となった。ジャンル別のBD比率(金額ベース)をみると、邦アニメが77%と最も高く、洋画も68%と高い比率を維持した。比率が比較的低い音楽は、前年通期から1%ポイント拡大し44%になった。
なお、累計100タイトルに達したUHD Blu-rayソフトは、2017年上半期の販売金額が4億円超と順調に拡大した。

【2017年下半期展望】
2017年下半期のセル映像ソフト市場は、「君の名は。」等の発売により、上半期に比べ減少幅は改善されると見込む。BDソフト市場も、UHD Blu-rayソフトの拡大や、各ジャンルのBDシフトが進むことにより、回復に転じると予測する。


※ 全国の映像ソフト取扱店(メディアストア、家電量販店、総合量販店、Eコマース等)における販売実績を基に推計した市場規模


本プレスリリースのURL:
http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/1738dvdbluray1h/

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GfKジャパン
URL: http://www.gfk.com/jp/

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、「GfKジャパン」のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」の表記でも結構です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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