テュフ ラインランド ジャパン 関西テクノロジーセンター 定置用リチウムイオン蓄電池補助金制度の認証機関として登録
@Press / 2012年6月12日 12時0分
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ミヒャエル・ユングニッチュ)はこのほど、今年3月に経済産業省 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業の補助金制度における指定認証機関として登録され、4月に正式オープンした関西テクノロジーセンター(大阪市東成区、以下 KTAC)のバッテリー試験施設がフル稼動状況にあることを発表しました。
また、KTACは本日初めて一般公開され、正午より行われた開所記念式典には駐日ドイツ連邦共和国 フォルカー・シュタンツェル大使にもご出席いただきました。
【KTACについて】
KTACは、「バッテリー試験施設」と「太陽光発電(PV)試験施設」の2つの試験施設からなり、今後、スマートハウス向けに開発が進むバッテリーと太陽光発電(PV)を組み合わせた製品に対して、1拠点で評価・認証が可能な日本でもユニークな施設です。
KTACは、総床面積2,500平方メートルを超える試験施設で、リチウムイオン電池、電気二重層コンデンサなどの再生可能エネルギー貯蔵システムや、太陽光発電(PV)システムを対象とした各種試験に対応しています。再生可能エネルギーに関する技術は、現在急速に発展しており、安全性や機能の評価が非常に重要となります。
テュフ ラインランドはグローバル戦略として、太陽光や風力、燃料電池などの再生可能エネルギー技術や、電気自動車関連の評価・認証などの分野でサービスの拡充を進めています。その長年の経験と知識をもとに、日本でも再生可能エネルギー分野に力を入れ、より安全で高性能な製品の開発・進歩に貢献するために、KTACは設立されました。
2005年のテクノロジーセンター(神奈川県都筑区、GTAC)と2007年の太陽光発電評価センター(神奈川県横浜市、SEAC)に続く、テュフ ラインランドの国内3箇所目の大規模試験施設となるKTACは、政府による抜本的なエネルギー政策見直しにも対応しています。大阪では現在、環境に配慮したエコ事業の育成や推進を図る取り組みが活発ですが、KTACはこれらの取り組みにおいて重要な役割を担うことが期待されています。KTACは、国内外の安全規格に準じた標準的な試験に加え、R&Dやベンチマーキング分析、カスタマイズ試験など多様なサービスも提供いたします。
【バッテリー試験施設について】
バッテリー試験施設は、アジア初の大型評価施設です。高いレベルの安全機能を備え、異常条件や異常環境下で製品を評価することが可能です。定置用リチウムイオン蓄電池補助金制度の指定認証機関として登録されているため、リチウムイオン電池がKTACで評価・認証されれば、定置用蓄電池システムの補助金申請をする際に電池部分が要件を満たす証明となります。バッテリー試験施設は、6月現在フル稼働であり、今後さらに試験範囲や能力を拡大してまいります。
【太陽光発電(PV)試験施について】
太陽光発電(PV)試験施設は、長期屋外曝露試験、お客様の要望に応じたカスタマイズ試験にも対応できる能力を持っています。本年7月からは再生可能エネルギーの全量買取制度が始まり、今後PVモジュールの品質や耐久性はますます重要になります。KTACはこれらの評価需要にも対応しています。またテュフ ラインランド ジャパンは、欧州のIEC規格、米国のUL規格、そして中国のゴールデンサンの認証にも対応しています。KTACで評価・認証を受けることにより、これらの認証マークを取得することができるのも大きなメリットです。なお、テュフ ラインランド グループは、世界のPVモジュールの認証において7割のシェアを誇っています。
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。61カ国に500の拠点があり、従業員数は16,000人、年間売上高は14億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。 http://www.tuv.com/jp
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提供元:@Press
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