「社会の役に立ちたい」気持ちが促す寄付・ボランティア活動 第3回アンケート結果から見る社会の未来とは
@Press / 2022年5月31日 13時0分
モラロジー(道徳科学)および倫理道徳の研究と、これに基づく社会教育を推進する研究教育団体、公益財団法人モラロジー道徳教育財団(所在地:千葉県柏市光ヶ丘、理事長:廣池 幹堂)は、2022年2月にインターネットで募集した回答者(条件縛り無し)を対象に「寄付」および「ボランティア活動」についての意識調査を実施しました。2回の調査の結果から人々の意識を考察します。
調査結果詳細: https://www.moralogy.jp/contribution20220530/?utm_source=pr
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/312048/LL_img_312048_1.jpeg
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■調査結果概要
2022年2月中に実施された「寄付」と「ボランティア活動」に関する意識調査をもとに、行動の起点となっているものやその意味についての考察を行いました。その結果、日頃から感じている社会問題への意識が形となったものとして表れていることが伺われます。またボランティア活動へのハードルの高さから、寄付行為へとつながっている様子が浮かび上がりました。
■調査結果のポイント
*寄付への関心で最も強いのは「子供への支援」:関連項目合計では2位を上回る
寄付への関心では、「緊急災害支援」、次いで「ふるさと納税」となっていますが、「子供関連(子供の飢餓・子育て・教育)」を合計すると、2位に浮上します。日本国内でも経済格差や子供の置かれた厳しい環境が注目され、寄付をすることによりその問題を少しでも是正できるようにしたいと考える人が増えていると推測されます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/312048/LL_img_312048_2.jpeg
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*ハードルが高いボランティア活動:「寄付」が「行動」の代替行為として捉えられている
関心および実際の寄付の割合が高かった「緊急災害支援」に対して、その理由として多く挙げられているのが「ボランティア活動の代わり」(23%)。何らかの支援をしたいが自身の生活を鑑みると社会貢献活動に多くの時間を費やすことは難しい場合に、代替行為として寄付を行っている様子がわかります。
*ボランティア活動の取り組みで目立つ子供・社会的弱者への視線:活動を通じた共生への意識
参加したことのあるボランティア活動の取り組みでは、まちづくりやPTA・学校行事関連といった身近な活動が上位となっています。こうした活動も子供に関連するものであり、それに続く自然や環境保護の活動もまた、未来を担う子供たちへの思いが根底にあると思われます。他で目立つのが、被災者や高齢者、障害者など社会的弱者に向けた活動。社会の理想的な姿として、支援ができるものから手を差し伸べ、助け合う社会を作るという共生の意識が体現されています。
*ボランティア活動のきっかけ:日頃感じている問題意識から社会貢献へ
ボランティア活動の多くには、「何か社会の役に立ちたかったから」(26%)、「身近に放っておけない問題や課題があったから」(10%)といった社会への問題意識がきっかけとして見られます。一方で、「有意義に過ごしたい」「仲間が欲しい」といったごく個人的な希望からの参加もありました。いずれにしても普段から感じている思いが、ボランティア活動という行動につながっていることがわかります。
■調査概要
調査方法 :Webアンケート
調査期間 :2022年2月1日~2月28日
有効回答者数:109人
回答者の属性:女性:59%(64名)/男性:41%(45名)[20代~60代]
調査機関 :CONOC株式会社
■団体概要
商号 : 公益財団法人モラロジー道徳教育財団
代表者 : 理事長 廣池 幹堂(ひろいけ もとたか)
所在地 : 〒277-8654 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
創立 : 1926年
事業内容: 人間性・道徳性を高める研究・教育・出版・福祉事業
年間予算: 31億円(令和4年度)
URL : https://www.moralogy.jp/
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
公益財団法人モラロジー道徳教育財団 広報部
TEL : 04-7173-3340
お問い合せフォーム: https://ws.formzu.net/fgen/S40372173/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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