大陸ビジネス拡大に向けた中華圏統合システムを構築 ~クラウド利用でITプラットフォームを一元化します~

@Press / 2013年6月14日 17時0分

システム構成
株式会社山善(本社:大阪市西区/代表取締役:吉居 亨/以下、「当社」)では、中国大陸ビジネスの業容拡大に伴なう業務量の増加、および将来に向けた現地営業力強化の観点から、中国、香港、台湾にまたがる基幹システムの刷新と営業支援システムの導入を決定しましたのでお知らせします。
新システム(社内名称:DRAGON)は、中華圏を統合するシステムとして、多言語・多通貨・マルチカンパニーはもちろん、セキュリティや内部統制も兼ね備えたプライベート・クラウドシステムです。
初期投資総額は約1億円で、2014年4月の全面稼動を目指します。


■システム投資の背景
現在、当社の中華圏(中国大陸)における営業組織は、中国支社(上海、深セン、香港の3現地法人統轄)と台湾支社(台北、深センの2現地法人統轄)を設置しておりますが、ここ10年間で圏内の売上高(連結)は10倍強に拡大しています。

2002年度
売上高(連結)  :約32億円
人員数     :108名
現法及び事業拠点:3現法8拠点

2012年度
売上高(連結)  :約320億円
人員数     :450名
現法及び事業拠点:5現法28拠点


一方、同じ中国大陸をマーケットとし、類似する商品群を販売しながらも、各現法内の基幹(会計)システムは、これまで個別に導入が進められてきました。しかしながら、上記の通り、業容拡大によるバックオフィスとしての受発注業務はもちろん、在庫管理やデリバリーなど、付帯する業務も年々増加を続けていることから、基幹システムだけでは補完できなくなっています。
また、圏内現法間の取引の増加や、本社との連結処理など、多国間で異なる税制や基準の中にあって、正確かつスピーディな経理処理(データ連携)も課題となっておりました。
こういった状況を踏まえつつ、今後の圏内ビジネスを拡大するためには、現法間の顧客・引合い・受発注・在庫等の情報共有と活用による付加価値力の向上、業務の効率化やスピードアップ等による生産性の向上が必要不可欠と考え、5現法の基幹システムを一気に刷新して、ビジネス・プラットフォームの一元化を目指すこととしたものです。
なお、当システムの導入は、当社(および中国支社)の中期計画の一環として実施するもので、2015年度の圏内の売上高を500億円に引き上げる計画です。


■システムの概要
「お客様に、安全・迅速に、商品を販売し、かつ山善自身が合理的な効率性を担保する仕組みを作る」ことをシステム化の目標とし、複数財務基準に準拠可能なERPパッケージと、商談管理としてのCRMパッケージを導入し、圏内のスタッフがデータと業務を共有する仕組みを構築します。
また、「クラウド化」と「(日本と海外の)各種マスターの統一化」を行うことで、日本とのシームレスな連携を可能とさせ、将来にわたって柔軟な拡張性・冗長性・可用性を確保します。
今回のシステムの構築を通じて、2014年度には貿易システムとの接続、2015年度には現地でのECサイト立ち上げや、共同在庫センターの設立など、お客様への各種サービスの拡充を目指していく予定です。

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