京都の「扇子」専門店より京都素材にこだわった新製品発売 ~夏本番に向けて、伝統と新しさを兼ね備えた「京扇子」の登場~

@Press / 2014年4月1日 10時0分

飛翔の鶴
京扇子の井ノ口松寿堂(所在地:京都市北区、代表:井ノ口 敏秀)は、夏本番に向けて定番のラインアップに加え、新製品の販売を開始しました。
新しく企画した製品は昔ながらの紙扇子に、新たな題材・素材の組み合わせの変更などをしています。

京扇子の井ノ口松寿堂: http://www.kyosensu.com


■京扇子の特徴
当社の「京扇子」は豊かな風土と文化に育まれ、その時代ごとの人々の暮らしに密着しながら、常に創意工夫を重ね、他産地では見られない繊細で優美な美しさを醸し出しています。また、扇面・扇骨・仕上加工は国内生産にこだわっています。


■京扇子の歴史
平安時代初期に扇子は、官史たちが記録用として使用していた「木簡」(長さが30cm位の薄板)を綴り合わせて創られたと考えられています。これが扇子の原形となり、「檜扇(ひおうぎ)」と呼ばれていました。
以後、「檜扇」は宮中の男性の持ち物として欠くことのできないものになりました。やがて宮中の女性にも広がり、扇面は上絵で飾られ、雅やかな身の回り品となりました。

平安時代中期には、広げた形がコウモリの羽に似ていることから、「蝙蝠扇(かわほりおうぎ)」と呼ばれる扇骨が5本位の紙扇が作られ、扇子としての実用的な機能を持つようになり、檜扇は冬の持ち物、紙扇は夏の持ち物となりました。

武家文化が発展すると、猿楽・能楽などの演劇にも用いられ一般に広く普及することになりました。
一方、茶道に取り入れられたことで、京都は扇子製造の本場としての地位を確立しました。

江戸時代には、扇子の種類・用途も増え業界はさらに発展しました。
また、中国に渡った扇子はヨーロッパにも伝わり、パリなどでも扇子の生産が始まったことにより、扇をゆらめかす貴婦人たちの姿がよく見られました。

江戸時代末期、ヨーロッパに伝わった扇子が日本に逆輸入され、「絹扇」を生み出し大きさや扇骨の数など従来の紙扇にも影響を与えました。

明治・大正期にもなると、生産高の約半分が輸出に当てられるほど輸出が多くなりました。

その後、扇風機やクーラーの普及や着物離れにより、生産数は減少しましたが、生活の多様化の中で「装飾品」として扇子が見直され、現在は、扇子のファッション化・高級化の一途にあります。


■京扇子の用途
<紙を貼ったもの>
●夏扇(なつせん)
・普段扇ぐための扇子
・一般的には男持ち七寸五分(約23cm)、女持ち六寸五分(約20cm)
・招涼・装飾用

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