エディット・ピアフ生誕100周年!山口路子「生き方シリーズ」新刊『エディット・ピアフという生き方』3月10日発売
@Press / 2015年3月9日 12時30分
株式会社ゼルス(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:田口健次)より、当社が運営する各界のプロフェッショナル達が参加するプロダクション・MDP(マーチャンダイジング・プロダクション)所属作家、山口路子の「生き方シリーズ」新刊『エディット・ピアフという生き方』発売のご案内を申し上げます。
<累計発行部数13万部の人気シリーズ 待望の新刊>
山口路子の「生き方シリーズ」は、ベストセラー『ココ・シャネルという生き方』を筆頭に『サガンという生き方』『マリリン・モンローという生き方』『オードリー・ヘップバーンという生き方』『ジャクリーン・ケネディという生き方』まで、これまで5タイトルを刊行。シリーズ累計13万部を超える大人気のシリーズとなりました。
魅力的な女性たちの生き方を描く本シリーズは多くの女性の共感を呼び、2014年12月に開催された日本経済新聞社主催「丸の内キャリア塾 スペシャルセミナー」では、これまで描いた5人の女性たちの「魅力の核」をテーマに山口路子によるトークショーを開催。また、2015年の渋谷マークシティのバレンタインイベントでは山口路子監修の元、マリリン・モンローの名言が全館を飾るなど、まさに今注目を集めています。
待望の第6弾は今年生誕100周年を迎えたフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフ。『愛の讃歌』は、日本でも美輪明宏氏が代表レパートリーとして取り入れていることで広く知られており、2007年に公開された映画「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」では、ピアフを演じたマリオン・コティヤールが第80回アカデミー賞主演女優賞を受賞し話題になったことをきっかけに、若い世代にも多くのファンが生まれました。
ピアフの歌には、どんなに冷めた人でもそれを聴けば、「情熱を信じたい」「愛に生きたい」と思わせる力がある、と言われます。
それはいったいどんな力だったのか。そして彼女は、現代を生きる私たちに、いったい何を伝えようとしているのか。
本書はピアフが残した名言とともに、その魅力の真髄に迫り、まさに「命がけ」でその人生を生き切った一人の女性の姿を描き出します。
<書籍概要>
書名 :エディット・ピアフという生き方
著者 :山口路子
価格 :本体750円(税別)
発売日:2015年3月10日
発行所:KADOKAWA / 中経出版
<章のタイトル>
序章 魂を揺さぶる歌声
第1章 だからこそ、今の私がある
第2章 だから私はそれに執着する
第3章 だから私は彼らをコレクションする
第4章 だから私は男たちを育てる
第5章 だから私は恋に溺れる
第6章 だから私は彼のあとを追わない
第7章 だから私はプロポーズする
第8章 だから私は彼を許さない
第9章 だから私は浪費する
第10章 だから私は諦めない
第11章 だから私は再婚する
第12章 だからこそ、私は私の人生を愛する
終章 命がけで生きることの美しさ
<著者の言葉>
「あなたが死んだって平気、だってそのとき私も死ぬんだから」
有名なシャンソン『愛の讃歌』でピアフは大恋愛の相手、マルセル・セルダン(ボクシングの世界チャンピオン)への愛を歌いました。
よく知られるように彼女は恋愛に溺れる人でした。
けれど、それだけではない。とてつもないエナジーも秘めた人でもあったのです。
それは例えば死の3年前のエピソードにあらわれています。
そのときピアフは医者も「生理学上死んでいるのも同然」と言うほどの状態で、どうにもならず、予定されていたリサイタルを諦めます。ところがその翌日、一曲のシャンソンに出会います。あるミュージシャンがピアフに歌って欲しくて持ちこんだ歌で、タイトルは「いいえ、私は後悔しない」。
これを聴いた瞬間、ピアフはその歌を歌いたいという欲望、情熱にかられました。そしてリサイタル中止の決定を翻し、実際その日からまるで魔法がかけられたかのように背筋が伸び、声が艶を増し、ついに観客を熱狂の渦に巻きこんだのです。
私はここに人間の底力、あると信じたい可能性を見ました。
ピアフは私が、そして他の人たちもおそらく、心のどこかの片隅できつく握りしめている「それでも信じたいもの」を強く刺激する人なのだと思います。
生きていく中では、たくさんの辛いこと悲しいことがあって、ひとつひとつに敏感に反応していたら身がもたない。だから鈍感になろうとしてみたりする。あるいは、情熱など変にもたないほうが絶望もないから生きやすいと考えてみたりする。
けれど、でもそれではほんとうは嫌だ。
そういう心の悲鳴をもつ人に、私はピアフを読んで欲しいと願っています。
<山口路子プロフィール>
『ココ・シャネルという生き方』をはじめとする「生き方シリーズ」や美術エッセイ『美神(ミューズ)の恋~画家に愛されたモデルたち』『女神 ― ミューズ』など、ミューズをテーマにした作品群のほか、『特に深刻な事情があるわけではないけれど 私にはどうしても逃避が必要なのです』『軽井沢夫人』『美男子美術館』など著書多数。
山口路子公式ブログ「言葉美術館」: http://www.michikoblog.com/
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プレスリリース提供元:@Press
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