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関西5私鉄(阪神・阪急・京阪・近鉄・南海)×ヤマハ Sound UD化プロジェクト 駅・車両のアナウンス音のユニバーサルデザイン化に向けた「おもてなしガイド」を活用した実証実験について

@Press / 2015年11月13日 11時0分

イメージ図
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区、代表取締役社長:中田卓也、以下、ヤマハ)と、阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市福島区、代表取締役社長:藤原崇起、以下、阪神)、阪急電鉄株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:中川喜博、以下、阪急)、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:加藤好文、以下、京阪)、近畿日本鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市天王寺区、代表取締役社長:和田林道宜、以下、近鉄)、南海電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役社長:遠北光彦、以下、南海)は、駅構内および鉄道車内のアナウンスに、ヤマハが開発した音声アナウンスの内容を多言語の文字情報でスマートフォンに提供できるシステム「おもてなしガイド」を活用する実証実験を「関西5私鉄(阪神・阪急・京阪・近鉄・南海)×ヤマハ Sound UD化プロジェクト」として、2015年11月中旬より当面2016年3月31日(木)までの約5ヶ月間にわたり実施します。期間中は、実証実験で提供するコンテンツの一部を一般の方にもご体感いただける形で、各社の駅や車両にて順次実験を開始する予定です。

本実証実験では、鉄道業界初の取り組みとして「おもてなしガイド」を駅構内や車内アナウンスに導入することで、日本語のわからない外国人や、音を聴き取りづらい高齢者のお客さまにもやさしいご案内の実現を目指します。

実証実験は、別表の通り、各電鉄会社の対象駅・車両でそれぞれ行います。乗客や駅の利用者は対象のアナウンスが流れているときに「おもてなしガイド」アプリを使用することで、インターネットに接続することなく、駅構内や車内アナウンスの内容をお手元のスマートフォンで、日本語や外国語の文字で確認できるようになります。

また、一部の対象エリアでは、「おもてなしガイド」の機能向上を目的に、駅員や車掌による肉声アナウンスを収集することで、その話し方や表現の特徴分析を行います。この分析をもとに、駅員や車掌が肉声で行う日本語アナウンスの内容をリアルタイムに文字としてスマートフォンに提供する機能や、日本語アナウンスに続けて、外国語アナウンスを自動的に付与して放送できる機能の実装に向けた準備も行います。実験後は実証実験の結果をもとに、「おもてなしガイド」の使い勝手や利用者の行動パターンの分析を行い、ユーザーのニーズの把握やアプリの機能の向上に活かします。

<関西5私鉄(阪神・阪急・京阪・近鉄・南海)×ヤマハ Sound UD化プロジェクト概要>
・実施期間:2015年11月中旬~2016年3月31日(木)
・対象言語:日本語・英語等(各社により異なります)

■アプリ概要
・名称:「おもてなしガイド」
・内容: 日本語で流れているアナウンスの内容を、多言語化された文字で確認できるアプリケーション
・対応環境:iOS 7.0以降対応
      ※App Storeから無償ダウンロード可能
      ※Android、Windows Phone版は現在開発中です
・利用料金:無料
      ※但し、アプリダウンロードなどにおける通信料はお客様のご負担となります

<各社の実証実験実施箇所 *期間中順次拡大を予定>
■阪神
普通車両1編成にて肉声アナウンスを収集
神戸三宮駅にて放送される沿線情報をお知らせするアナウンス

■阪急
京都線車両1編成にて肉声アナウンスを収集
京都河原町駅のホームにて放送される自動アナウンス
京とれいんの列車内自動アナウンス

■京阪
交野線または宇治線の車両(1編成)の列車内自動アナウンス

■近鉄
大阪難波駅のホームにて放送される自動アナウンス
伊勢志摩ライナーの列車内自動アナウンス

■南海
特急ラピート(1編成)の列車内自動アナウンス

※実証実験の実施場所、公開期間などは変更になる可能性があります。
※運行に支障が出ないよう、駅員、車掌などへのお問い合わせはご遠慮ください。
※詳しくは「おもてなしガイド」ウェブサイトをご覧ください。http://omotenashiguide.jp

<おもてなしガイドとは>
近年、増加する訪日外国人観光客にアナウンスやナレーションなどの音声情報の内容をわかりやすい形で伝えていくことの重要性は益々高まってきています。「おもてなしガイド」は、多数の出願中特許を採用した「音のユニバーサルデザイン化」を支援するシステムです。本システムを導入すると、日本語のアナウンスを流すだけで、自動的に外国語のアナウンスを付加したり、多言語化された文字情報をインターネット環境のないユーザーのスマートフォンにも提供したりできるようになります。本システムは既存のスピーカーやアナウンス設備などを活かしたままの導入も可能です。自動放送はもちろん、肉声アナウンスへの対応も強化しています。
ユーザーは、「おもてなしガイド」アプリがひとつあれば、さまざまな導入施設や交通機関のどこへ行っても、音のユニバーサルデザインのサービスを受けることが可能になります。なお、アナウンスの聞こえ方自体に変化はありませんので、翻訳情報が必要でない方の利便性も低下しません。現在、様々な企業、自治体と連携をし、実証実験「Sound UD化プロジェクト」を実施しております。
・「おもてなしガイド」ウェブサイト:http://omotenashiguide.jp/


※このニュースリリースに掲載されている製品情報や問い合わせ先などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※「おもてなしガイド」「おもてなしアプリ」「音のユニバーサルデザイン」はヤマハ株式会社の登録商標です。


阪急電鉄 http://www.hankyu.co.jp/
阪神電気鉄道 http://www.hanshin.co.jp/
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3784.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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アプリイメージおもてなしガイドイメージ

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