1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

しまなみ海道ってどんな道? ~バイクタレントのオススメ・アクティビティ編~

バイクのニュース / 2020年10月1日 19時0分

バイクタレントとして活躍する岸田彩美さんは、愛媛県今治市~広島県尾道市までを結ぶ「しまなみ海道」を訪れました。しまなみ海道は走る以外にも様々なアクティビティを楽しむことができるようです。

■動物とのふれあいを楽しむならココ!

 こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。今回は、しまなみ海道で楽しめる「アクティビティ」にスポットを当ててご紹介したいと思います。

 しまなみツーリングを堪能すべく、色んな情報を調べた結果、思い出がいっぱいできました。私は動物が大好きなので、相当趣味が偏っておりますが、実際に私が体験してみて、とても良かった場所をお勧めします。
ぜひご覧ください!

■伯方島 ドルフィンパークしまなみ

 しまなみ海道で一番最初に決めたのが、ドルフィンパークしまなみでのアクティビティ。日本最大級のイルカとのふれあい施設だそうです。ふれあうだけでなく、イルカと一緒に泳げる「スイムコース」があり、即ネット予約をした私でした(笑)

 事前予約制と、時期で値段が変わるので、詳しくはwebページを確認してくださいね。ちなみにウェットスーツ等の使用する道具も全て込み込みなので、手ぶらで楽しめます。

 ロッカールーム・脱衣所・シャワールーム・ヘアドライヤーも完備されているのが嬉しいですね。ヘルメット等も安心して保管でき、存分に楽しめました◎

 当日、まずは準備から。泳ぐ前に、スタッフさんからレクチャーを受けます。イルカの生態、一緒に泳ぐイルカちゃんの名前や性格等を教えてもらいました。

 私が一緒に泳いだのは、さんごちゃんとももちゃん(お腹の色がピンク)。泳ぐ前には、なでなで~や技ができたらお魚をあげる体験も出来ちゃいます!

 イルカって凄いんですよ。“2時間”ごとに新陳代謝をしているから、最強のつるピカ肌。ちなみに、人間は約1か月と言われています。

 そして、いよいよスイミング! まずはさんごちゃんと泳ぎました! 嫌な気分になったら申し訳ないなと思って、ど緊張しちゃいました……が、背にふわっと捕まったらぐぐ~っとリードしてくれました。もう身をゆだねるだけ……。なにこの贅沢な時間、

 続いて、ももちゃんと泳ぎました。背びれではなく、お腹に乗るようなイメージで泳ぎます。こんな経験、二度と出来ないかもしれないとこの時間を存分に噛みしめながら堪能しました。

 また、イルカは海の中で、“超音波”を発し、餌や物にあて、跳ね返ってくる音を聞いて、どんなエサなのか、大きさなのかなどを認識しているんですって。目で見ているわけではないんですね。実際に海の水の中に耳を付けると「ジー、キリキリ……」と聞こえます!

 もしかすると、私の事を認識してくれていたのかもしれません!!(興奮)どんな風に感じ取っているのかはわかりませんが、なんだかイルカとの距離感が縮まった気がしました。シュノーケルも貸りれるので、水中でのイルカの様子も観察できますよ~!

 そもそもですが、私の住む埼玉県は、海なし県なのです。海に対して非常に憧れがあるし、ましてやイルカと泳げるなんて夢みたいなお話。それがこのドルフィンパークしまなみだったら出来ちゃいます。癒しの効果もあるので、お勧めです!!

■うさぎ島

通称うさぎ島と呼ばれる大久野島でうさぎとたわむれる岸田彩美さん

 通称うさぎ島と呼ばれる大久野島は、大三島の盛港より大三島フェリーに乗り約15分で到着します(片道310円)。キャンプをする方以外は、車両での渡船が出来ないとのことです。バイクは置いていきました。

 フェリー乗り場の待合スペースには、ヘルメットもすっぽり入るコインロッカーも常備されているので便利でした。私は買い損ねましたが、うさぎのエサも販売されていますので、うさぎをモフりたい方はお忘れなく。

 大久野島では、レンタルの電動アシスト自転車があったので、初のアシスト自転車に乗って散策開始。

 島内には1000羽ものうさぎたちが住んでおり、ベンチに座っていると、横に座ってきたり……本当に可愛い!! うさぎまみれになることも可能です。この島のうさぎは餌を求めて&好奇心旺盛なので、自転車に乗っていても飛び出したり近づいてきます。どうか自転車のスピードはゆっくりめでお願いしますね。

 また、海がとっても綺麗で、例年であれば海水浴場としてもにぎわっているそう。自然が豊かで、たまには自転車に乗るのもありだな~と感じながら、のんびりと楽しませていただきました。

 しかし、“うさぎ島”は悲しい過去もある島なのです。昔地図から消されていたとされる大久野島は、内密に毒ガスを作っていた歴史があり、公にしないために地図上から消したそうです。1984年まで、毒ガスを製造・使用していたことは、日本ではほとんど知られていませんでした。

大久野島にある発電場跡

 島を一周する途中で、戦争の爪痕を、自分の目で見てきました。大砲の跡地や旧軍発電所跡地、毒ガス資料館(館内撮影禁止)も島内にあります。

 まだ10代の子供たちも毒ガス製造に動員され、小さな防具や製造によって起きる病などの現実を目の当たりにしました。今の平和な今があることは、悲しい戦争の歴史があったことを忘れてはいけないですし、二度と戦争はしてはいけないと思いました。

 なお、動物実験でうさぎを使用していたそうですが、戦後毒ガスと共に殺処分されたそうで、現在いるうさぎたちはその後、外部から持ち込まれたものが繁殖したという説が有力だそうです。

 近年、うさぎ島として大人気な大久野島ですが、歴史背景を知ることも大切だなと思います。また、キャンプ泊やホテル泊もできますので、さらにゆっくりしたい方はこちらも調べてみて下さいね。

 さて、今回はほぼ動物がメインになってしまいましたが、こういった「横道」も含めて、ツーリングの楽しみ方って人それぞれだと思います。何ならすぐ近くのコンビニに行くのだってツーリングの一つです!

 ほんの小さなことでも楽しめるほうが、きっと人生豊かになるんじゃないかな? って思っています! しまなみツーリング~アクティビティ編、皆様の参考になれば幸いです。 次回もお楽しみに♪

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください