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250ccバイクのメリット・デメリットを徹底解説!

バイクのニュース / 2021年11月2日 9時0分

排気量250ccのバイクを所有する際の、メリット・デメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。

■250ccバイクのメリットを徹底解説!

 排気量250㏄のバイクは、コスパの良さや使い勝手の良さから、国内ではかなり人気の高いカテゴリとなっています。

 しかし、メリットとデメリットの両方を把握しておかないと、購入後に思っていたのと違うなど、ガッカリする可能性は否めません。そこで、バイクの250㏄モデルのメリット・デメリットをまとめました。

 まず、ひとつ目のメリットは、高速道路と自動車専用道路を走行できる点です。

 250㏄のバイクはコンパクトながら、道路交通法上は総排気量400ccを超える大型バイクと同じ範囲を走行可能で、長距離ツーリングも楽しめるなど、高い利便性が特徴です。

 さらに、燃費が30km/L程度のモデルが多い大型バイクに比べ、250ccバイクは40㎞/L程度を発揮するモデルが多いなど燃費も良好。燃料タンクが小さいながらも長距離走行が十分にこなせるため、燃料代が比較的安く済むモデルが多数となっています。大型バイクと一緒に長距離ツーリングやキャンプツーリングに行ってガソリン代を比較すると、250㏄のバイクがどれだけ経済的であるか実感できるでしょう。

 ふたつ目のメリットは、車検がないという点です。

 愛車に250㏄モデルを選んだ人に、そのメリットを聞いてみると、「車検がない点」を挙げる人が多いと思います。

 エンジンの排気量が250㏄を超えてしまうと、2年に一度、必ず車検を受けなくてはいけません。車検費用は車両の状態や年式によっても異なりますが、バイクの維持費を一気に高額にする大きな要因となることは確実です 。

 なお、大型バイクの車検代は平均4万円から5万円が相場。250㏄モデルはその費用負担がないため、比較的気軽に所有することができます。

 メリット3つ目は、扱いやすいパワーと軽い車体が両立されている点です。

 自動車学校で普通二輪免許を取る際に、教習車の重さに苦労したことがあるライダーにとって、250㏄バイクの車体の軽さは扱いやすく感じるでしょう。

250ccモデルは、扱いやすいパワーと軽い車体が両立されている点です

 押し歩きをするときも大型バイクとは異なり、駐輪や方向転換時の負担も比較的少なくて済むモデルが多いことも特徴です。

 また、うっかり転倒させてしまった場合に車体を起こしやすい点も魅力のひとつとなっています。

 4つ目は、モデルのラインナップが多いため、幅広い選択肢から選べるという点です。

 車検がなく扱いやすいため、国内では数多くの250㏄モデルが販売されてきました。また、400ccや150ccモデルと比較しても車種が多く、東南アジアやインドでは、250ccが主流となっています。

 さらに、税金が割安であるという点もメリットといえます。

 法律上では、250㏄バイクは軽二輪車(125cc超から250cc)という扱いとなるため、年間に支払う金額は3600円。250㏄を超えるバイクでは6000円となるため、税金はおよそ半額です。

 しかも、軽二輪車の重量税は4900円ですが、新車購入時のみの支払いとなります。それ以降は、支払う必要がないため、中古の250㏄バイクを購入する際に重量税を払う必要はありません。

■250ccバイクのデメリットは?

 まずひとつ目のデメリットは、任意保険が保険会社によっては割高という点です。

 バイクを所有する際に、加入が必要な任意保険は保険会社によってそれぞれ保険のカバーする範囲や付帯サービスなどが違います。

250ccクラスは車検がなく、バイクの状態を自分で確認する必要があります

 万が一の事故にに備えて加入しておく必要がある任意保険ですが、保険の契約内容によっては、400㏄のバイクより保険料が高くなるケースがあるのです。

 チューリッヒ保険のホームページで公開されている保険料では、同じ等級であっても、250㏄の保険が1万9990円、400㏄の保険が1万8310円となっており、250㏄のほうが高額。

 もちろん希望の条件によって料金は異なることと、すべての保険会社が同じ料金体系というわけではありませんが、任意保険に加入する際は、複数の保険会社で比較したほうが年間の保険料をお得にできる可能性があります。

 デメリットふたつ目は、車検がないこと。これは、費用の面ではメリットですが、バイクの状態を自分で確認する必要があり、メンテナンス不足になりやすいというデメリットでもあります。

消耗品の単価は、大排気量モデルに比べて安価です

 250㏄バイクのメリットである「車検がない」という点は、裏を返せばバイクのトラブルは全て自己責任ということ。

 250㏄以上のモデルの車検は強制ですが、バイク全体を点検してもらえる機会でもあります。

 一方で車検のない250㏄モデルは、車体の状態や消耗品の摩耗具合など、持ち主がすべてチェックしなくてはいけません。

 ある程度、整備の知識や経験がない場合は、信頼できる整備工場を見つけておき、定期的にメンテナンスを依頼するのが無難でしょう。

※ ※ ※

 250㏄のは、初心者からベテランライダーまで幅広い支持を集めるクラスです。

 ランニングコストの良さや扱いやすさは、他の排気量のバイクより格段に上といえるでしょう。

 今回説明したメリット、デメリットを考慮しながら、自身にぴったりのバイクを選んでみてはいかがでしょうか。

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