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「第49回東京モーターサイクルショー」で、ママライダーが二輪車の交通事故防止と交通安全について考えてみました!(安全用品編)

バイクのニュース / 2022年5月4日 13時0分

2年ぶりに開催された「第49回東京モーターサイクルショー2022」。二輪への関心が高まり、免許を取得する人も増えています。そこで万が一のアクシデントの際に活躍する安全用品をチェックしてみました。

■ニューモデルばかりじゃない! チェックしておきたい二輪の安全用品

 バイク業界の最大イベント「モーターサイクルショー」が大阪・東京ともに3年ぶりに開催。今年は名古屋モーターサイクルショーも初開催されました。ウィズコロナの時代に対応した新しいライフスタイルとして、二輪への関心が高まり、二輪免許を取得する人も増加傾向にあります。

 バイクに乗る人が増えることは喜ばしいことですが、分母が増えれば事故などのアクシデントのリスクも増えてしまいます。実は筆者の一人娘、今年高校一年生で16歳になるとすぐに原付免許を取得。バイクに乗りはじめたばかりです。

 筆者自身がバイクに乗っているにもかかわらず、いざ娘が乗るとなると反対したくなってしまいます…。そこで「第49回東京モーターサイクルショー」で、二輪車の交通事故防止と交通安全についてチェック! 今回は万が一の事故の際に役立つ安全用品を調べてみました。

■実はバイクでも三角停止板は必要です!

 万が一の事故で活躍するのが緊急時の安全用品です。実はバイクでも道交法上では高速道路や有料道路、自動車専用道路で停車する時には、三角停止板を設置しなければなりません。「故障車両表示義務違反」となり、減点1、反則金6000円の処罰の対象となってしまいます。しかし、持てる荷物が限られてしまう二輪の場合、携行している人は少ないのが現状ではないでしょうか?

高速道路などで急なトラブルで停止する場合は、三角停止板を設置しなければなりません高速道路などで急なトラブルで停止する場合は、三角停止板を設置しなければなりません

 処罰されてしまうことだけでなく、実際に高速道路で故障などで停止している車両に後続車が追突してしまう事故は少なくありません。万が一のアクシデントに備えて持っておくことが大切です。

 ちなみに設置が義務付けられている三角停止板は、サイズや形状、明るさなどに細かく規定があります。規定を満たした「国家公安委員会認定品」であることが重要。実際にバイクで持ち運べるサイズとなると難しいなぁ…と思っていたところに見つけたのが自動車や二輪用品を扱う「ニューレイトン」のブースです。

ニューレイトンでは、女性でも片手で持てるサイズと重さのエマーソン製「バイク専用の三角停止表示版」を展示ニューレイトンでは、女性でも片手で持てるサイズと重さのエマーソン製「バイク専用の三角停止表示版」を展示

 エマーソン製「バイク専用三角停止表示板」を展示販売。女性でも片手で持てるくらいのサイズで、軽量かつコンパクト。折りたたみ式で、組み立てると規定サイズになります。薄手なので車が高速で行き交う高速道路単体で独立させるのは難しいですが、サポートバーとベルトで車両のリアタイヤに固定することができます。

 携行義務はないので普段から持ち歩く必要はありませんが、高速道路や有料道路、自動車専用道路を使うツーリングでは持ち歩きたいですよね。親子でツーリングとなれば、なおさら危険回避のために持っておきたいアイテムです。

■EM-359 エマーソン バイク専用三角停止表示板 (ケース入)
重量:0.43kg
本体サイズ:234 × 47 × 110mm(収納時)、431 × 425 × 110mm(使用時)
材質:ABS・アクリル(本体) 、ポリエステル(ベルト)、 スチール(サポートバー)、 綿(ひも)
規格:国家公安委員会認定品(交G15-1)

 もう一つ便利なのが、発煙筒です。自動車では車載が義務付けられていますが二輪の場合は義務ではありません。しかし、緊急時には後続車両にアクシデントがあったことを知らせるのに有効です。

エマーソン製の「緊急LEDライト」はペン型でマグネット付きエマーソン製の「緊急LEDライト」はペン型でマグネット付き

 「ニューレイトン」が扱うエマーソン製の「緊急LEDライト」はペン型でマグネット付き。タンクに装着することができます。赤色点滅、白色点灯ロー、白色点灯ハイがあり、幅広いシチュエーションに対応できます。小さくても夜間では視認性が格段に上がります。一本持っておくと安心です。

■EM-368 エマーソン 緊急LEDライト
明るさ:250lm
電球:COB LED
照明モード:赤色点滅、白色点灯ロー、白色点灯ハイ
防水:IPX3相当
設置:ペン型クリップ、底面磁石
使用乾電池:アルカリ単4×3

■手軽に身につけられるウエアラブルカメラがドライブレコーダーに!

 事故やあおり運転など、万が一の時に記録を残せるドライブレコーダー。最近はバイクに取り付ける人も多くなっています。興味を持っている人も多いと思いますが、本体価格が高価、使用頻度が少ない、車両が屋外保管などで盗難や故障が心配…なんて人も多いと思います。

ミツバサンコーワの首にかけて全方位を録画できるドライブレコーダー「FITT360PB」ミツバサンコーワの首にかけて全方位を録画できるドライブレコーダー「FITT360PB」

 四輪車・二輪車用品を扱う「ミツバサンコーワ」のブースで見つけたのが、参考出品の身に着けるドライブレコーダー「FITT360PB」です。首にかけて全方位を録画できるというスグレモノです。

 防水・防塵・耐振動設計のバイク用のドライブレコーダー「EDRシリーズ」もラインナップしていますが、「FITT360PB」のポイントは身に着けるカメラなので手軽だし、ほぼ死角のない360度が撮影できるところ! 交通事故の約5割が側面との接触だそうなので、両サイドが録画撮影できることは重要です。

 首にかけるタイプなので高速道路やスポーツライディングにはちょっと不安を感じますが、一般道で走るなら絶対便利。万が一、娘が事故にあった時(絶対に事故を起こしては欲しくないけど…)に大いに役立ってくれそうです。

■ウェアラブルドライブレコーダーFITT360PB(参考出品)
画質:3840 X 1280(最大) @ 30fps /コーデックMP4(H.264、AAC)
バッテリー:使用時間/約3時間、充電時間/約2時間、待機時間/約14時間
マイク:DMIC内蔵マイク/音声録画
スピーカ:マイクスピーカ
無線接続:ブルートゥース5.0/無線接続距離約10m
充電:USB C-Type
防水:iPX4
※海外仕様

■自分のバイクライフにマッチしたアイテム選びが大切です

 東京モーターサイクルショーに参加して、改めて自分と娘の安全なバイクライフのために何が必要なのかを振り返ることができました。今の情報を体感的に知ることで、より具体的に想像し、考える機会が与えられたと思います。

 事故のリスクを減らし、万が一の場合に備えておくことでダメージを最小限に抑えることができます。娘がバイクに乗り始めたことで心配ごとは尽きませんが、自分が体験してきたような充実したバイクライフが送れるように、バイク乗りの先輩として頑張らなければ!

 単に安全用品を買い与えるだけでは使ってもらえないと思うので、自分達が理想とするバイクライフを送る上で必要な物は何かを考え、選び、使っていくことで一緒に成長できたらいいなぁ…と思うのでした。

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