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「やさしさこそ、ほんとうの強さ」世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』の“もうひとつの物語”日本上陸!

文春オンライン / 2024年9月5日 11時0分

「やさしさこそ、ほんとうの強さ」世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』の“もうひとつの物語”日本上陸!

© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.

 世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』の、もうひとつの物語『White Bird』が『ホワイトバード はじまりのワンダー』の邦題で12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開することが決定いたしました!

今度は「いじめた側」のジュリアンが主人公

 2018年、世界中の人々が10歳の少年から、「人に親切にする。そんなシンプルなことで、人々の心を変えることができる」というメッセージを、熱い感動と共に受け取った。少年の名はオギー、全世界800万部突破のベストセラー小説「ワンダー」を映画化し、興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』の主人公だ。普通ではない見た目で生まれてきたオギーが、初めて通い始めた学校でいじめや裏切りにあい、何度もくじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かっていく。「正しいことよりも親切なことを選ぶ」という台詞が、多くの人々の心に深くしみわたり、今も新たなファンを獲得し続けている。

 その後、小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。主人公の一人はジュリアン、前作でオギーをいじめた少年である。ジュリアンはいじめにより学校を退学処分になって以来、自分の居場所を見失っていた。そしてもう一人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃん・サラ。本作は、彼女が孫の行く先を心配し、希望に満ちた未来へと導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語。いじめた側の救済まで描かなければ、「ワンダー」の真の世界観は完結しないという作者の決意に胸を打たれた『ワンダー 君は太陽』のプロデューサーたちが再集結し、「ホワイトバード」の映画化も実現させた!

舞台はナチス占領下のフランスへ

 解禁となった予告編は、前作『ワンダー 君は太陽』で問題児だったジュリアンに、「あなたは退学してない。やめさせられたの。ある少年をいじめて」と、サラが言い聞かせるシーンから始まる。「あなたのために話すべきことがある」と続け、舞台はサラの少女時代であるナチス占領下のフランスへと遡っていく。

 過酷な状況からサラを助けてくれたのは、クラスでいじめられていた少年ジュリアンと彼の家族だった。果たしてサラが辿った”衝撃の過去”とは?そして、おばあちゃんの知られざる物語を聞いたジュリアンの決断とは?――

 併せて解禁となった日本版ポスターは、青いブルーベルの花に囲まれた少女時代のサラと彼女の人生を変えたジュリアン、2人のまっすぐでピュアな瞳に引き込まれるビジュアルとなっている。「やさしさこそ、ほんとうの強さ」という、かつての体験から得た印象深いサラの想いが添えられている。予告編でも映し出されているが、厳しい状況下の中でも時折垣間見える、まるでおとぎ話に入り込んだかのような美しい世界観にも魅せられること間違いない。

アカデミー賞俳優と若い才能たちが贈る、心温まる一作

 前作『ワンダー 君は太陽』のいじめっ子ジュリアンの祖母サラ役に、『クィーン』でアカデミー賞®︎主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。毅然とした眼差しと慈愛に満ちた微笑みで、波乱に満ちた人生を歩んできたサラの強さと優しさを体現した。いじめっ子だったジュリアン役には前作よりブライス・ガイザーが続投。少女時代のサラに、『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』のアリエラ・グレイザー。サラの同級生・少年ジュリアンを、『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』のオーランド・シュワート。他、「X-ファイル」シリーズのスカリー役でエミー賞をはじめ数々の賞に輝いたジリアン・アンダーソンらが出演。

 監督は『チョコレート』『ネバーランド』『プーと大人になった僕』などのヒューマンドラマと、『007/慰めの報酬』といった超大作エンターテインメントの両極のジャンルで、突出した才能を発揮してきたマーク・フォースター。アカデミー賞俳優と若い才能たちが贈る、『ワンダー 君は太陽』の”もうひとつの物語”がいま明かされる! この冬、心温まる渾身の一作をぜひスクリーンで見届けてみては?

 映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』は、12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー!

【STORY】

 いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に二人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが──。

 

監督:マーク・フォースター 『ネバーランド』『オットーという男』

脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ

出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン

2024年|アメリカ|英語・フランス語|121分|カラー|スコープ|5.1ch|

原題:White Bird|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫区分:G

配給:キノフィルムズ

© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.

公式サイト: https://whitebird-movie.jp  公式X: @whitebird_movie

(週刊文春CINEMAオンライン編集部/週刊文春CINEMA オンライン オリジナル)

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