成田空港人材確保へ ミャンマーの日本語学校生とオンライン意見交換

　５年後の機能強化に向け、成田空港で働く人材を確保しようと、成田空港会社は10月４日、日本で働くことを希望しているミャンマーの学生たちとオンラインで意見交換しました。

　成田空港では、２０２９年３月末までに新しい滑走路を作るなど機能強化が計画されていて、それまでに３万人ほどの人手が必要となっています。

　こうした中、成田空港会社４日、ミャンマーにある日本語学校の学生らとオンラインで意見を交換しました。

　学生たちは日本での就職を希望していて、空港会社の社員から飛行機を誘導する地上業務の仕事を紹介されると、真剣に耳を傾け、「働くのに必要なスキルはなんですか」などと積極的に質問をしていました。

　また意見交換には、フィリピンから成田市内に移住した女性も同席していて、女性から住環境や地域の人の人柄について説明を受けると、学生たちは日本での生活に関心を持ったようすでした。

　成田空港会社は今後も、海外の学生向けの意見交換会を実施し、将来的な人材確保につなげたい考えです。