「さよならマエストロ」5話 大西利空“海”が見せた心の葛藤に「共感しかない」「泣けた」の声上がる
cinemacafe.net / 2024年2月12日 12時15分
西島秀俊がマエストロを演じる「さよならマエストロ」の5話が2月11日に放送。これまで飄々とした姿を見せてきた息子の海が、心の内を吐露するシーンに「共感しかない」「泣けた」などの声が上がっている。
芦田愛菜と西島秀俊が親子を演じる本作は、天才指揮者の父と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘の関係再生の物語。世界的な指揮者・夏目俊平を西島秀俊、娘で元バイオリニストの響を芦田愛菜、妻で画家の志帆を石田ゆり子、息子の海を大西利空、市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーの団長で志帆に想いを寄せる古谷悟史を玉山鉄二、同じく晴見フィルのメンバーで響と同じ観光課に勤める森大輝を宮沢氷魚、俊平を狙うフルートの瑠李を新木優子、チェリストの羽野蓮を佐藤緋美、俊平の弟子・天音を當真あみ、市長の白石一生を淵上泰史が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
俊平(西島秀俊)と瑠李(新木優子)の関係を勘違いした響(芦田愛菜)は、ふたりがキスして見える現場を目撃。実際にはふたりはそんな関係になってはいなかったものの、響は家出してしまう。
予想だにしない出来事に動揺する俊平は、志帆(石田ゆり子)の元を訪ねるが、響は志帆のところにもいなかった。実は、響は職場の資料室にこっそり泊まっていたのだ。
一方、これまで家族のバランスをとってきたキーパーソンとも言える長男の海(大西利空)も、俊平のミスで動画配信で顔バレしてしまい、家を出ていく。夏目家がバラバラになっていく中で、明らかになっていく5年前の真実。あの日、俊平と響にあったことが語られる――というのが5話の展開。
俊平のことが大好きで、小さい頃は心から楽しんでバイオリンを弾いていた響。しかし、次第にコンクールで勝てなくなり、自分の父親を含めた「何かを表現するために生きている人たち」の存在に心をすり減らしていく。いくら練習しても、心はからっからの泉のようで、いくら褒められても自分に落第点をつけていた響。そして、5年前のコンクールの準決勝、これまでで1番素晴らしい演奏を見せたはずの響は、ついに心がポキっと折れてしまい、決勝を欠場したのだった。
止められても練習をやめられず、どんどんおかしくなっていた響の変化に気づかなかった俊平。ついに明かされた親子の過去に、SNSでは「響は自分の才能が俊平には到底及ばないと自分で判断して、それでずーっと俊平を拒否しているということなのかな」や「響ちゃん。そりゃ辛いよなぁ…どんなにどんなに努力しても、圧倒的な才能を持つペーには追いつけないことを思い知らされ、コンクールの時に力を出しきってすごい演奏をしたけど燃え尽きちゃったんだろうな」、「響は天才の父親相手に自分の才能に線引きしちゃったのかな?」などの声が。
その後、家族がバラバラになったことを知って心配した志帆が家に顔を出し、皆で食事をすることに。久しぶりに4人揃っての食事の席で、海が「5年ぶりにペーが帰ってきて、ポンコツなままだけど、でも前とはちょっと違う気がしてて。だからもしかしたらまた4人でご飯でも食べられるんじゃないかなって。少し期待してただけ」と自分の気持ちを吐露し涙をこぼす。
他にも「そうやって周りの気持ちわかんないから姉ちゃんにも母ちゃんにも振られるんだよ」「そもそも変なんだよこの家族!みんな勝手すぎるんだよ!いっつもいっつも俺に気を遣わせて、1番年下ですけど!」と漏らすなど第5話は海が心の葛藤を表に出す回にもなっており、「海の心の葛藤に涙がでちゃったよ」や「海くんの心の叫びに共感しかなかった」、「家族四人で食卓を囲むシーンの海くんの言葉に泣けた」などの声が上がっている。
【第6話あらすじ】
あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになってしまう。おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。練習場所を失い、ちゃんとした舞台もないまま解散することになってしまう晴見フィル。
落ち込む団員たちに、小村(西田敏行)は恒例行事の梅まつりでゲリラ的に最後のコンサートを開いてはどうかと提案する。古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていくメンバーたち。「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平はコンマスの近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李の知られざる素顔に気がつく。
そんな時、響はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談され――。
「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。
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