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「相棒」右京と犯人のラストシーンで視聴者涙 珍しい行動が話題「はじめて見たかも」【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年2月29日 0時35分

 右京の記憶力と観察力から、本城の勤め先が判明した。署内に仕掛けたという爆弾はそのおかげで未然に処理、本城も金森の墓地で確保された。2人は金森から遺書を受け取っており、今回の復讐を企てていた。

 捨て子の名付け親には自治体の長がなる。山田の「希望」という名前は、征志郎が吟味してつけていたのだが、山田は「だいっ嫌いです」と言い捨てる。「僕が希望であいつ(署長)が正義。罪深いと思いませんか?」と山田。生まれてこなければよかったという山田に「君は神様から授かった類まれな才能をもっています」と諭す右京だったが、山田はそのせいで学校で先生やクラスメートからも気味悪がられたという。「僕も幼いころ、同じような経験をしました」と語る右京。山田は「人間て、なんで人を差別するんでしょうね」と投げやりに言い、体の弱かった卓と自分に「命を大雪にしろ、希望をもて」と言い続けた金森ですら自殺した、「あの強い人ですら、生きられないんです、この世界は」と語った。

 そして、山田は隠し持っていた改造銃の銃口を自らの頭に当てた。「杉下さん、最後まで見届けてくれてありがとう。この勝負、僕の勝ちです」という山田に、右京は「罪を償えば必ずやり直せます」「きれいごとでも信念を伝えることは、大人の責任です」と語りかける。「君の未来にも希望はあります」と繰り返す右京。山田の銃をそっと取り「希望は、あるんですよ」と抱きしめた。

 知らん顔をする署長に薫は、「今回の事件が起きたのはあんたのせいだ」と詰め寄り、「もうすぐおっかない監察官がくる。首を洗って待ってろ!」と熱い怒りをぶつけた。「監察官」という言葉から「大河内さん」がトレンド入りしたのだろう。「しばらく右京さんを一人にさせてあげてください」と角田課長(山西惇)に言い、特命部屋で1人チェスを指す右京を見守った薫に、「いい男だな~」「あったかいよね」という声が集まった。

 「升さんの市長は終始カッコよかった。それが救い」「犯人役の子、いい演技だった」「考えさせられる回」などと声が上がる中、「薫と伊丹(川原和久)は相変わらずいいなあ」という反応も。情報を持ってきた薫に「たまにはまともな仕事ができるんだな、ドン亀」と伊丹が突っ込み、「まともな仕事してから言え!」と薫が返していた。

 「犯人をハグする右京さん、はじめて見たかも」の声の通り、右京の静かな優しさが際立った回。次週は、いよいよ最終回スペシャル前篇となる。(文・早川あゆみ)

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