堂本光一、今は「SHOCK」に集中 自身の去就「慎重に動いています」

　KinKi Kids の堂本光一が9日、東京・帝国劇場で行われた主演ミュージカル「Endless SHOCK」の開幕記念会見に出席。相方・堂本剛が3月末でSMILE-UP.を退所するも、KinKi Kids は継続することを発表していた堂本は、自身の現況について語った。この日は佐藤勝利、中村麗乃、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里、島田歌穂も来場した。

　新生活が始まる4月。現在の状況について質問が飛ぶと、堂本は「ここで話せることはまだないですけど、自分としてはファンの皆さんに安心して、心からエンタメを楽しんでいただける形を届けられるように、安心して応援していただける環境を整えているところです。慎重に動いていますので、今は『SHOCK』に集中して……。もちろん並行してまとめていきたいと思います」と胸中を語った。

　2000年11月初演の「MILLENNIUM SHOCK」以来、堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける「SHOCK」は、今年11月をもって幕を下ろす。作・構成・演出・主演を務める堂本は「ラストイヤーになります。いつも通り稽古をやってきましたけど、いつも通り幕が開くんじゃないかなと思っております。いい形で初日を迎えられるんじゃないかなと思っております」と気負いのないコメント。「2000年に打ち上げ花火が上がるように『MILLENNIUM SHOCK』がはじまったように、最後も打ち上げ花火のようにいっぱいやろうということで、たくさんやらせていただけるので、そういう場を用意してくださったみんなさんに感謝です」と謝辞を述べた。

　そして、「ラストイヤーという実感は持てていないんですけど、お客さまも自分も、この景色や一つ一つのシーンを噛みしめながら、目に焼きつけながら、みんなとの時間を大事にしながら、いつも通り『SHOCK』という世界で2か月間生きれることを大事にしたいです」と心を込めた。（錦怜那）

「Endless SHOCK」は4月11日～5月31日まで帝国劇場にて上演（本編・スピンオフ「Eternal」同時上演）7月～8月に梅田芸術劇場メインホール、9月に博多座、11月に帝国劇場で上演予定