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「涙の女王」、散りばめられる「愛の不時着」へのオマージュが話題!

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月6日 12時12分

 キム・スヒョンとキム・ジウォンがダブル主演し、「愛の不時着」の脚本家として知られるパク・ジウンとタッグを組んだ話題の韓国ドラマ「涙の女王」。Netflixの週間グローバルトップ10(3月25日~3月31日)のテレビ・非英語部門で1位を獲得するなど、盛り上がりを見せている本作だが、劇中、髄所に散りばめられる「愛の不時着」オマージュネタも話題となっている。(※本文には一部内容に触れる部分があります)

 本作は、結婚3周年を迎え、度重なるすれ違いから夫婦生活が破綻寸前だったペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)とホン・ヘイン(キム・ジウォン)が、ある危機に見舞われたことで、恋愛をリスタートしていく様子を描いたラブストーリー。2人の一筋縄ではいかない恋愛模様に没入する一方で、定期的に盛り込まれる「愛の不時着」ネタにも気の抜けない作品となっている。

 キャストには、ヘインの叔母ボムジャ役に「愛の不時着」で村の主婦たちのボス的存在、マ・ヨンエを演じたキム・ジョンナンや、ヒョヌの父の友達ヨンソン役に“耳野郎”ことチョン・マンボクを演じたキム・ヨンミン、ヒョヌのゴシップ対策用見張り役にセリスチョイス広報チーム長を演じたコ・ギュピルと、セリの生命保険の担当者を演じたイム・チョルスと、「愛の不時着」ファンなら思わず反応してしまうメンバーが脇役として登場。

 ヒョンビン&ソン・イェジンが挙式した、グランドウォーカーヒルソウルホテルのアストンハウスが、主人公たちの結婚式のシーンのロケ地だったり、ヘインの母が家で見ていたテレビに「愛の不時着」が映っていたりといった細かな演出に加え、「俳優も恋人同士を演じて本気で好きになるだろ、ヒョンビンとソンイェジンみたいに」や、「38度線以北ではぐれた人も捜し出せます」「すごい執念だから」などのニヤリとしてしまうセリフも突如として発せられる。

 第8話には、本作の演出を手掛けたのが「ヴィンチェンツォ」のキム・ヒウォンであり、キム・ジウォンとの共演経験などから、ソン・ジュンギのカメオ出演も実現。ほぼ毎話に何かしらの「愛の不時着」オマージュが盛り込まれていること、そしてキム・スヒョンが「愛の不時着」にカメオ出演していたこともあり、SNSでは「最終回はやっぱりヒョンビンかソン・イェジンの特別出演があるのではないかと期待してしまう…」「最終回に愛の不時着の2人カメオ出演ガチであるのではと期待しちゃう」といった声まで上がっている。(高橋理久)

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