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酒井大成&樋口幸平、『キングオージャーVSドンブラザーズ』で味わう「何だこれは?」の世界観 全員死亡に「驚きはなかった」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月14日 10時0分

 スーパー戦隊「VSシリーズ」最新作として、「王様戦隊キングオージャー」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」がコラボレーションするVシネクスト『キングオージャーVSドンブラザーズ』。両作品でレッドを演じた酒井大成(ギラ・ハスティー/クワガタオージャー役)と樋口幸平(ドンモモタロウ/桃井タロウ役)がインタビューに応じ、テイストが異なる両戦隊の共演、二人の後輩でもある最新作「爆上戦隊ブンブンジャー」の感想を語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

スーパー戦隊から離れたことでの変化

Q:(酒井さんへ)座長として「キングオージャー」テレビシリーズを完走した心境を教えてください。

酒井大成(以降、酒井):この1年間、本編の撮影以外でも、アフレコやイベントで、本当にいろんな方と出会い、支えていただきました。だからこそ、こうしてやり遂げることができたということをすごく感じています。

Q:宇蟲王ダグデドとの最終決戦を描いた最終三話(第48話~第50話)は、映画級のスケールだとSNS上で話題になりました。

酒井:あんなに映画っぽくなるとは、思ってもいなくて……。スタッフさんとキャストのみんなが一丸となったからこそ、いいものが作れたんだと思います。まさに努力の結晶です。

Q:(樋口さんへ)「ドンブラザーズ」放送終了から1年が経ちましたが、役者としての変化はありますか?

樋口幸平(以降、樋口):スーパー戦隊に出演していた期間は、主演作で抱えるプレッシャーがある中で、その作品を中心に仕事に向き合っていました。「ドンブラザーズ」が終わった今も、新しい役、新しい作品にチャレンジし続けています。これから先、いろんな経験をしていくと思いますが、やはり「ドンブラザーズ」は自分の一番深くにある作品ですし、現役の特撮ヒーローを演じている方々を、より客観視できるようになりました。これから先も「ドンブラザーズ」が原点であることに変わりはないですし、またいつか帰ってこられるように頑張りたいです。

死ぬことに関して何一つ驚きはない

Q:『キングオージャーVSドンブラザーズ』は、両スーパー戦隊のメンバーが死の国ハーカバーカで対立する展開が、上映前から話題になっています。台本を読んだ時、お二人は本作のストーリーにどのような感想を抱きましたか?

酒井:僕らはファンタジー寄り、「ドンブラザーズ」は現実寄りという設定こそあると思いますが、そこまで違いがあるとは思っていませんし、キャラクターの個性とかもお互いに強烈です。台本を読んだ時は……「何だこれは?」と思いました(笑)。でも、意外とすんなり作品の世界観に入ることができました。

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