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『キョウリュウジャー』坂本浩一監督、10周年で蘇るブレイブ 「全員で出たい!」叶った奇跡の再集結

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月21日 10時0分

 スーパー戦隊シリーズ第37弾「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013~2014)が10周年を迎え、2月に最終回を迎えた「王様戦隊キングオージャー」とクロスオーバーするVシネクスト『キングオージャーVSキョウリュウジャー』として帰ってきた。テレビシリーズのメイン監督を務め、最新作のメガホンを取った坂本浩一監督がインタビューに応じ、オリジナルキャストとの再会や「キョウリュウジャー」への思いを語った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

奇跡の全員集結!新作Vシネクスト誕生の裏側

Q:『キングオージャーVSキョウリュウジャー』について話を聞いたのはいつ頃だったのでしょうか?

 大森敬仁プロデューサーから「キングオージャー」でキョウリュウジャーを出したいとオファーを受けて、 その時に「キョウリュウジャー」10周年として本編と連動したVシネクストをやりたいと聞いていました。テレビを観て沸き立った人たちが、10周年をVシネクストまで引っ張れるように、初めから企画されていました。大森さんは「キョウリュウジャー」もメインプロデューサーでしたので、両作品の融合性を含め、色々とプランを練っていました。玩具開発&販売を担当しているバンダイさんも、10年前から人気が高かった「キョウリュウジャー」を今年推したいということもあり、かなり豪華な周年企画になっています。

Q:「キョウリュウジャー」の10周年企画として、坂本監督が意識したところは?

 「キョウリュウジャー」はアクションをたくさん盛り込んだ、明るくポジティブなスーパー戦隊だったので、溢れんばかりのエネルギーを再び表現しようと意識しました。また、登場人数が多く、みんなが集まれば自然とお祭りムードになるので、そういう面を含めて作風の違う「キングオージャー」との化学反応に期待しました。両戦隊は作品のカラーや温度感がかなり違うので、キョウリュウジャーとキングオージャーの交流も面白く描くことができたと思います。

Q:「キョウリュウジャー」オリジナルキャストが久しぶりに揃った作品となりましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 同窓会みたいで懐かしかったです。「キョウリュウジャー」のメンバーは卒業後も多忙ですが、今回は「全員で出たい!」という要望がキャストたちから強くありました。全員出演といっても、同じ日にスケジュールが揃って、その日に全員集合のシーンを撮れるかどうかが、最後の最後までわからなかったんです。台本も「もしこのキャストが合わなかったら、こういう風にしよう」と複数案を出していたところ、ギリギリで全員のスケジュールが合う日が見つかったんです。キャストのみんなはもちろん、各事務所さんの協力も得て奇跡的に揃ったので、こちらも嬉しかったですね。コラボ回のアフレコ収録時に、全員で集まって食事会をしたのですが、その時にVシネでは全員で出演出来たらいいねという話をして、それが実現したので、みんな喜んでいました。 10年経っても、撮影現場に入ると当時と同じ空気感で、みんなもそれぞれの役にすんなりと戻っていたので、キャスト&スタッフ全員、懐かしい雰囲気で楽しんでいました。

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