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「ウルトラマンアーク」辻本貴則、メイン監督で実現した“3分ノーカット”演出 ニュージェネと歩んだ紆余曲折の11年間

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月6日 10時0分

 作品によって異なるが、ウルトラマンの活動限界時間が「3分」なのは、ファン以外にもよく知られている設定だ。但し、カットを紡いで時間を省略できる映像における時間の流れと実際の時間の流れは異なる。実際に3分間を提示して描いたのは、ウルトラマンシリーズの歴史を振り返っても初めての試みではないだろうか。

 「ウルトラマンは、毎回きっちり3分間戦っているわけではなく、長い回もあれば短い回もある。これは暗黙の了解だったと思うんです。今回、それを視聴者に体感してもらうためにはどうすればいいか? と考えた際に、ウルトラマンを中心にカットを割ってないような演出で描き切れば感じてもらえるんじゃないかなと。スポーツだとボクシングは1ラウンド3分だけど、やっぱりリアルタイムでしか描き得ない迫力がある」と力を込める。

 このアイデア自体は数年前に思い浮かんでいたという。だが、撮影や準備に費やす時間に加え、合成もカロリーが高く、各話監督としては諦めざるを得なかった。「自分が第1話を撮ることができる、このタイミングだからこそ描くことができました。その3分の間に、スマホ画面や内引き(※ミニチュアの建物の中から覗いたアングル)だったり、少しずつ自分の味をいれていきました」とこれまで温めていた構想を実現できた喜びをあらわにした。(取材・文:トヨタトモヒサ)

「ウルトラマンアーク」毎週土曜午前9時~テレ東系6局ネットほかにて放送中

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