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神秘と官能…12月22日「冬至」はイザナギラインと太古の恋に想いを馳せて

ココロニプロロ / 2018年12月22日 11時55分

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今日は冬至ですね。明日から徐々に日照時間が長くなっていく、と思うとなんとなく気分も上がるもの。

古くから冬至を「一陽来復」と言いますが、まさに太陽が力を取り戻す、希望を感じられる日でもあるんですよね。

■「イザナギライン」って知ってた?
ところで、みなさんは「レイライン」、あるいは「太陽の道」という言葉をご存知でしょうか。冬至や春分・秋分など、太陽の運行と密接に関係した一直線上に、霊験あらたかな神社やパワースポットが並んでいる、という現象で、多くのミステリー愛好家に親しまれているのだとか。

我が国におけるレイラインの中には「イザナギライン」と呼ばれるものがあるそうです。
『失われた日本の超古代文明FILE ムーSPECIAL』(学研パブリッシング)によると、こちらは、現在の淡路島にある伊弉諾(いざなぎ)神宮を中心として、

・春分、秋分の日に太陽が昇り没する東西のライン
・夏至の日の出と冬至の日没のライン
・冬至の日の出と夏至の日没のライン

の3つの線上に、出雲大社や伊勢神宮内宮をはじめとした神社が多数並んでいるんですって。びっくり!

■『古事記』に見る最古のロマンス
イザナギと言えば、イザナミと共に『古事記』に最初に登場する夫婦であり、いわば日本のアダムとイブ。

もしかしたら、日本最古のロマンスにも、現代の恋に通じるヒントがあるかも…ということで、『古事記』に描かれているイザナギ・イザナミの伝説をちょっとだけご紹介しますね。

◎二柱の神が一つに…男女の神髄


はるか昔、この世に天と地が生まれた頃。他の神々に国をつくりなさいと命ぜられた二柱は、まず日本の国土の原型(淤能碁呂島・おのごろしま)をつくり、そこに柱とお社を建てました。

そこでイザナギがイザナミに「お前の体はどうなっているか」と聞きます。イザナミは「私の体は欠けている」と答え、イザナギは「自分の体には余分なところがある、それで塞いで国をつくるのはどうか」と提案します。

なんて露骨…いえ官能的!欠けたところを余分なもので埋めることで二柱が一つの完全体となり、新たなものを創造する…これぞまさしく男女の真髄ではないですか!

◎プロポーズは男性からが吉?


次に、その柱の周りをイザナギは左回り、イザナミは右回りして、巡り合ったところで結婚の儀、ということにしたようです。

柱の向こう側で出会った瞬間、イザナミが思わず「まあ、なんていい男!」と言い、次いでイザナギが「ああ、なんて美しい乙女!」と返しました。

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