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星座が同じカップルの結婚相性って?絆の強さは…【ソウルメイト、運命の人を読み解く】

ココロニプロロ / 2019年10月17日 19時55分

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占いと言えば、「12星座」を思い浮かべる人も多いでしょう。もしも、気になる人が自分と同じ星座だったら、運命を感じちゃったりしませんか?

そこで今回は、同じ星座カップルの相性を分析!さらに「12星座」という観点から占う際のポイントや注意点を、占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に解説していただきました。

■12星座で運命を観るとは…
日本で人気の占星術の多くは、「12星座」にウエイトを置いてホロスコープを読んでいきます。
けれども、その「12星座」の象形や神話伝承的な意味と、それぞれの星座に生まれた人の性格や運命に直接的な関連はほとんどないのです。「おひつじ座生まれ」だから“おひつじ”の性質だとか、「おうし座生まれ」だから“おうし”の運命だとかいうのは「幻想」でしかありません。

もしも、星座の“象形”がそのまま「性質」や「運命」を表すのだとしたら、「てんびん座生まれ」は一生“人間としては生きていけない”ことになります。「おとめ座生まれ」の男性は、女性的なマインドで生きていくしかありません。天空に見られる星座の象形は、天体観測に熱心だった古代の人々が、良く言えば「想像」、悪く言えば「妄想」から“似ている形のもの”を当てはめたにすぎません。

したがって「おひつじ座」を表す時期に生まれた人が、その呼び名のままに“おひつじ”の性質を示すはずがないのです。
それに、天空では、それぞれ30度の間隔で正確に星座が当てはめられているわけではありません。実際、「てんびん座」の範囲は「おとめ座」の半分にも達していなかったりします。つまり、「12星座占い」で用いられている12星座区分が、そのまま“星座象形”を表すものでもないし、ましてや「生まれ月日」の太陽の位置が、それらの星座領域に符合しているわけでもありません。

そういう意味では「おひつじ座生まれ」とか「おうし座生まれ」と呼ぶこと自体、本来は“不可解なこと”でしかないのです。正しくは「おひつじ座=黄径0~30度間」「おうし座=30~60度間」「ふたご座=60~90度間」と、捉え直すべきです。けれども、それではあまりに画一的で情緒を欠くので、現代でも便宜的に黄道12星座の名称を継承し続けています。

それぞれの星座を座標点とした、ホロスコープ上の12区分の帯を、実際には太陽だけでなく、水星・金星・火星・木星・土星など“他の惑星たち”も通過していきます。ホロスコープでは、さまざまな惑星が星座から星座へと渡り歩きます。太陽が「おひつじ座」を通過しているからといって、他の惑星たちも一緒に「おひつじ座」を通過しているとは限りません。
日本でよく見かける「星座占い」では、太陽以外の惑星を一切無視して「複雑な運命」を扱おうとします。そういうイージーな占いが女性誌では50年以上も支持され続けているのです。

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