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本命にも浮気相手にもいい顔をする男性の心理…欲望の裏側にあるものとは?

ココロニプロロ / 2020年6月20日 11時55分

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本命にも浮気相手にもいい顔をする男性の心理…欲望の裏側にあるものとは?

最近、著名人の不倫報道で世間がざわついていますね。心情的に理解できるという男性や、そんな男性の感覚を理解できないという女性…いろいろな意見を目にします。ここでちょっと気になるのが、男性の「不倫(浮気)相手の扱い方」です。

■浮気相手の扱い方
浮気相手のことをエッチしたいときだけ呼び出して、行為が終わったらすぐに帰る。こういう心ない扱いをする人は、相手を大事に思っていないのは明白です。

とはいえ、大部分の不倫や二股は、ここまで淡白ではありません。浮気相手であろうと「一緒にいる間は」一人の女性として大切に扱う。どうも不倫や二股する男性は、そんな傾向が強いようです。

一緒にいると優しくしてくれて、他の女性とは一線を画するのがわかる。でも、本命にはしない。これは、どのような心理から生まれる行動なのでしょうか。

■本人は「うまいことやっているつもり」がない
不倫や二股をする男性の大半は、本命と浮気相手を「同一線上」において大切にしようとします。少なくとも、本人はそのつもりです。等しく大事にしているので、どちらも選べないしどちらも必要、と思っています。

でも、実際はどうでしょう。もし新たに出会った女性と本当に幸せになりたいと思うなら、最初にするべきは体の関係を持つことではなく、パートナーと別れることですよね。

そういう「ケジメ」をつけられない時点で、「その程度の相手」でしかないわけで。最初から、浮気相手ではなく本命を選んでいるのです。

それにも関わらず、浮気相手に対して「お前こそ本命だ」というフリをするのは「嘘」をついているのと同じ。自覚がなくとも「本命」にも「浮気」にもいい顔して、「その程度の相手」と「期間限定の恋愛ごっこ」を興じているにすぎません。

「大事にしている」どころか、「残酷な勘違いをさせている」のです。

■忘れられない相手であってほしい願望
「男は最初の男になりたがり、女は最後の女になりたがる」という言葉をご存知でしょうか。劇作家オスカー・ワイルドの名言です。

多くの男性には、自分と関係を持った女性にとって自分が「忘れられない存在」であってほしい、という願望があります。「最初の男」になれば、一生記憶に残る「特別な存在」でいられる。だからこそ憧れるんでしょうね。

ただ、この「いつまでも大事な人と思ってもらいたい願望」がいろいろと厄介なのです。この願望があるから、ついつい浮気相手にも「いい顔」をします。

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