バンコク国際モーターショーレポート 三菱、ホンダ、日産編
CORISM / 2023年4月28日 7時7分
三菱XRTコンセプト
今回のバンコク国際モーターショーで、気合の入っていた日系メーカーは三菱だった。
ステージ上に展示していたのは、XRTコンセプトと呼ぶピックアップトラックのコンセプトカーで、次期(3代目)トライトンとなるモデルだ。
コンセプトカーはドレスアップした車両の他、ラリーアートのブランドアイコンを採用。偽装に近いようなカラーリングが施されているため分かりにくいが、リアドアの形状などにトライトンらしさがうかがえる。
プレスデーには、日本から加藤隆雄社長が出席してプレゼンテーションや記者会見を行っていた。トライトンは、現在の三菱自動車のラインアップの中で最も生産台数が多い車種であり、タイを拠点に生産して150カ国に輸出する世界戦略車でもあるため、社長自らがバンコクまで来たようだ。
加藤社長によると、今年7月に約9年振りに投入する新型トライトンは、基本プラットホームも搭載エンジンも三菱が独自に新開発したものとしており、完全にプランニューのモデルになるという。
東南アジアで稼いでいる三菱自動車にとって、タイ市場は重要な市場であるとともに重要な生産拠点であり、タイのユーザーからの支持やタイ政府からの支援に感謝の意を示しながら、引き続きタイ重視の姿勢を続けていくとしていた。
三菱XPANDER CROSS
ホンダブース
ホンダCR-V
ホンダは、ステージ上に新型CR-Vを展示していた。新型車として積極的な展開を図ろうとするモデルだが、タイ市場での量販となると必ずしも望める状況ではない。
むしろ、注目されるのは少し前に投入されたWR-Vだ。以前から東南アジア市場に投入されているBR-Vとほぼ同格のモデルであり、コンパクトで手頃なSUVモデルとして普及が期待できる。いろいろな事情で、日本市場への投入がかなわなかったBR-Vと違って日本市場への投入も考えられる。
ホンダ WR-V
日産ブース
日産TERRA
ステージ上に並べられていたのはSUVモデルのTERRAだ。ほかにキックスのeパワーやリーフなども展示していたがやや活気が足りない印象だった。
<レポート:松下宏>
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