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ドラマ『無人島のディーバ』の名曲を披露! チェ・ジョンヒョプも訪れたパク・ウンビンのコンサートレポ

CREA WEB / 2024年3月2日 7時0分

 2023年10月から12月にかけて放送された「無人島のディーバ」で主役を演じたパク・ウンビンが、2月11日(日)にNHKホールで『2024 PARK EUNBIN FAN CONCERT 〈EUNBIN NOTE : DIVA〉 in JAPAN』を開催した。

 15年間の無人島生活を経て、かつての歌手になるという夢を叶えるために突き進む主人公ソ・モクハを演じたパク・ウンビンは、作品のためにボイストレーニングを積み、自ら“ディーバ”として劇中歌に参加した。

 2024年1月にソウルで行われた同公演の、待望の日本公演ということもあり、チケットは完売。一夜限りのプレミアムな公演となった、その模様をお届けする。


見事な3段高音で会場を魅了

 会場が暗くなると、ステージ上の巨大スクリーンにアニメーション映像が流れ始める。幻想的な本棚の奥には空を泳ぐクジラの姿が――。背表紙に「Diva」と書かれた本が開くと「Dream Us」のイントロが流れ始め、「行きましょうかーーー!」という力強いパク・ウンビンの声と共に幕が開いた。


©WORLD ENTERTAINMENT

 ウェーブがかった黒のロングヘアに、純白のドレスで登場すると、会場には割れんばかりの拍手と歓声が響きわたった。

 1曲目の「Dream Us」をファンとともに歌うと「日本のみなさん、こんにちは! ようこそおいてくださいました」と日本語で挨拶。満席の会場を見渡し「夢みたい!」(日本語)と喜んだ。

 続いて、モクハが劇中で視聴者に聞かせた切ない気持ちと希望をのせた曲として「Someday」と「Night&Day」を披露。「Someday」のサビを力強く、そしてのびやかに歌い上げると自然と拍手が起こり、ドラマ「無人島のディーバ」の世界観に会場がみるみるうちに引き込まれていった。そして「Night&Day」では見事な3段高音で会場を魅了した。

 歌唱後は「やりとげました」とかわいくガッツポーズを見せ、会場から歓声が飛ぶとファンからリクエストがあったという「キュンです♡」を披露。

 パク・ウンビンは「『無人島のディーバ』とモクハというキャラクターに出会ってから1年かけて準備をした結果、このようにコンサートができるようになった」と語り、BINGO JAPAN(ファンクラブの総称)とのトークコーナーに。

 事前にファンから寄せられた2024年の目標の中から選ばれたいくつかの目標を読み上げると、一つ一つ丁寧にコメントを返し、会場を訪れていたファンと直接コミュニケーションをとっていた。彼女の優しくあたたかい人柄が伝わるような楽しいコーナーになっていたのではないだろうか。

歌だけではなくダンスも披露

 4曲目の「Open Your Eyes」をスモーク演出の中でしっとりと歌い上げ、舞台袖にはけると、スクリーンにはこれまでに訪れたソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、東京、クアラルンプールでのファンミーティングの様子が流れた。

 映像が終わると今度はアコースティックギターとともに登場し、華やかなドレススタイルから、シルバーのミニワンピースに白のフリルがついたボレロスタイルに変身。シャンデリアのセットの下で「Until The End」を披露した。


©WORLD ENTERTAINMENT

「2023年の11月末に『無人島のディーバ』の撮影が終わり、『無人島のディーバ』のプレイリストをお見せできるのは今日が最後」と語ると、「ドラマの音楽チームがコンサートが終わってこそ『無人島のディーバ』が終わる、と考えてくださっていた」と今回のファンコンサートへの思いを明らかにした。

 そして、「無人島のディーバ」の共演者たちが1月のソウル公演に来ていたことを明かし、「一人来ていない人がいます」と笑顔で話すと会場にわずかなどよめきが。日本でドラマ撮影中であるギホ役のチェ・ジョンヒョプから「モクハのコンサートにはギホがいなくちゃ」とメッセージが届いていたことを明かすと「今日この会場のどこかにいるんじゃないかと思います」というまさかの”告白“に会場からは驚きの声が! 

 チェ・ジョンヒョプの姿を確認しようと全員が急いであたりを見渡す事態に。(コンサート終了後、チェ・ジョンヒョプがコンサートに訪れていたことを自身のInstagramに投稿している。)

 そんな会場の思わぬ反応に対し、「私に会いに来てくれたんじゃないんですか? ギホに気持ちがそれた皆さんをもう一度私に集中させたいと思います。みなさんは私のもの」とかわいく嫉妬する姿に、思わず胸がきゅんとなってしまった。

 続く「Here I am」で宣言通り会場を再びパク・ウンビンに夢中にさせると、「Mint」では「みなさんの近くに行きます!」と客席に降り、通路を歩きながら丁寧にファンサービスを行った。

 次のセクションでは、ファンのために準備したというパク・ウンビン自身のミニアルバム「Present」に収録されている「Into The Light」をバックダンサーとともにダンススタイルで披露。そして、「無人島のディーバ」でモクハがユン・ランジュとともに躍った楽曲「The witches」も特別にフルバージョンでみせると、歌とは違うパフォーマンス力を魅せた。彼女の多才な姿に魅了されたファンも多いのではないだろうか。

思わず感極まる場面も


©WORLD ENTERTAINMENT

 スクリーンにドラマの名場面が流れ始め、作品の思い出に浸っていると今度はステージ上部からベージュのロングドレスで登場。ミニアルバム「Present」に収録されている「Now」を歌い上げた。

 ドラマのエンディングを飾った「Fly Away」と最後までどちらにするか競ったのが「Now」だったと言い、彼女が「いい曲だからあまりにももったいない」と話したところ、「音楽監督と作曲家さんがプレゼントしてくれました」とドラマの裏側を明かした。

 感謝の気持ちをこめて歌いたいと話した「Someday,Someway」には、会場全体がその歌詞一つ一つの意味をかみしめていたようだった。そして、ドラマと同様に最後を飾ったのは「Fly Away」。ドラマの名場面を思い起こさせるような素晴らしい歌声で堂々と歌い上げると、パク・ウンビンが思わず感極まる場面も。

 アンコールでは、水色のニット帽にコンサートグッズであるグレーのパーカーで登場。その肩にはドラマにも登場したカモメの”モメ“が! リボンでおめかししたモメと一緒にWINTER(aespa)の「Voyage」を歌い上げた。


©WORLD ENTERTAINMENT

 すると、突然会場が真っ暗に。ファンからのサプライズムービーが流れ、スローガンで客席が埋め尽くされると、その光景にも感涙。「今日みなさんからいただいた力でこれから先の私の旅も力強く続けていきたいと思います」と挨拶した。

 途中で「あ!」と何かを思い出すと「このNHKホールは紅白歌合戦の会場ですよね!?」と自身のスマートフォンで観客とともに自撮りをし、多幸感に包まれた会場を記録に残していた。最後はミニアルバム「Present」に収録されている「Do-re-mi-fa」を3400人の観客とともに歌い、ステージを後にした。

 こうして、2時間半に渡るファンコンサートでドラマ「無人島のディーバ」は幕を下ろした。次回作ではどのような俳優パク・ウンビンの姿を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。

文=CREA編集部

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