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生体内の酸化還元反応における"電子の運び屋"役のタンパク質エネルギー獲得のための生物共通の電位制御の仕組みを解明―水素原子1つが司る"ナノスイッチ機構"の発見―

Digital PR Platform / 2024年12月2日 14時5分

※5【大強度陽子加速器施設(J-PARC)】
 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構が共同で茨城県東海村に建設し、運用している世界最大規模のビーム強度をもつ陽子加速器群と実験施設群の総称です。加速した陽子を原子核標的に衝突させた時に生じる中性子、ミュオン、中間子、ニュートリノなどの二次粒子を用いて、物質・生命科学、原子核・素粒子物理学などの最先端学術研究及び産業利用を行っています。J-PARC内の物質・生命科学実験施設(MLF)では世界最高強度のパルス中性子及びミュオンビームを利用した実験を行うことができます。

※6【茨城県生命物質構造解析装置(iBIX)】
茨城県がJ-PARC/MLFに設置した2本の中性子ビームラインのうちの一つであり、J-PARC/MLFの大強度パルス中性子ビームを利用して高分解能のタンパク質結晶構造解析が行える、世界最高レベルのパルス中性子単結晶中性子回折装置です。


■研究費
本成果は、以下の研究事業・資金的援助により得られたものです。
・文部科学省 科学研究費補助金 学術変革領域研究(A)、基盤研究(B)および基盤研究(C)
・武田科学財団 研究助成、日本応用酵素協会 酵素研究助成、茨城県先導研究事業費


■論文情報
・論文名:Protonation/deprotonation-driven switch for the redox stability of low potential [4Fe-4S] ferredoxin
・著者:Kei Wada*, Kenji Kobayashi†, Iori Era†, Yusuke Isobe, Taigo Kamimura, Masaki Marukawa, Takayuki Nagae, Kazuki Honjo, Noriko Kaseda, Yumiko Motoyama, Kengo Inoue, Masakazu Sugishima, Katsuhiro Kusaka, Naomine Yano, Keiichi Fukuyama, Masaki Mishima, Yasutaka Kitagawa*, Masaki Unno*
*責任著者 †同一の貢献度
・掲載誌:eLife
・掲載日:2024年11月15日(Preprint版の公開)
・DOI:10.7554/eLife.102506


■研究者の情報
国立大学法人 茨城大学 学術研究院応用理工学野
教授 海野 昌喜

国立大学法人 宮崎大学 医学部
教授 和田 啓

国立大学法人 大阪大学 大学院基礎工学研究科
教授 北河 康隆

東京薬科大学 薬学部
教授 三島 正規

久留米大学 医学部
准教授 杉島 正一

一般財団法人 総合科学研究機構 中性子産業利用推進センター
副主任研究員 日下 勝弘

高輝度光科学研究センター 構造生物学推進室
テニュアトラック研究員 矢野直峰



▼本件に関する問い合わせ先
入試・広報センター
住所:東京都八王子市堀之内1432-1
TEL:042-676-4921
FAX:042-676-8961
メール:kouhouka@toyaku.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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