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アルプスアルパインIC外販開始、第一弾は高感度静電容量式センサIC

Digital PR Platform / 2023年12月8日 16時23分

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タッチレス操作、車載タッチパネル、液面レベルセンサ等幅広い用途に適用可能

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:泉英男、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)は、これまで自社製品の内製用に設計・開発を行なってきたICを、アルプスアルパインブランドにて外販するビジネスを開始しています。その第一弾として、静電容量測定回路と32bitCPUを内蔵し、当社従来品に比し高感度・高ノイズ耐性の静電センシングを可能にするIC「HSLCMB series」を開発、この度国内・海外でのプロモーションを開始したことをお知らせします。「HSLCMB series」はタッチレス操作、車載タッチパネル、液面レベルセンサ等、幅広い分野の用途に適用可能です。

 
■背景
 アルプスアルパインの半導体事業は、2005年のIC設計室発足に端を発し、以来20年近くに亘って車載・民生市場に向けた磁気・地磁気・湿度・気圧・ミリ波、静電センサ等、多彩なセンサ用ICを設計開発してきました。アルプスアルパインのICには、低ノイズAFE(アナログ・フロント・エンド)を中心とした、ミックスド・シグナルIPによる高度な信号処理アルゴリズム、省スペース設計、機能安全対応など、豊富なノウハウが詰め込まれています。
 これまでIC単体は内需向けに設計・開発し、お客様にはセンサ電極とICを一体にしたモジュールの形で提供してきましたが、「センサIC単体で提供して欲しい」との声も多く、そのニーズに応える第一弾として静電容量式センサIC「HSLCMB series」の外販を開始します。

 
■アルプスアルパインの静電容量検出の特長

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/80462/600_328_202312081553436572bd772ccc6.jpg


高感度
当社従来品に比べSN比が大きく、遠く離れた物体の検出ができます。同じ距離であればセンサ電極の小型化も可能です。

高ノイズ耐性
当社従来品に比べ高いSN比を保ち、周辺デバイスのノイズに耐性があります。ロードノイズ、エンジンノイズやラジオ電波など信号が飛び交う車内でも車載規格を満たせます。

絶対自己容量検出
センサ電極に存在する寄生容量をシールドするガード電極を、ICが適切に制御 することで、対象物の容量のみを検出できます。

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