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デロイト トーマツ、テクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」を発表

Digital PR Platform / 2024年3月21日 18時46分

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1位は売上高成長率1442.9%の株式会社エニキャリ。新型コロナウイルスの5類移行に伴って景況感が改善し、受賞企業の売上高成長率平均は283%で前年比2倍、売上高成長率が0~100%未満の企業数は前回の21社に対し今回はゼロに。

デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO 木村 研一、以下デロイト トーマツ)は、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象にした収益(売上高)に基づく成長率のランキング、「Technology Fast 50 2023 Japan(以下、Fast 50)」を本日発表しました。

今回で21回目となる2023年度の1位はラストワンマイル領域の物流ソリューション事業を展開する株式会社エニキャリ(東京都千代田区、代表 小嵜 秀信)で、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率は1442.9%(約15.4倍)と突出した伸びを示しました。2位はARグラス向けディスプレイモジュール・ソフトウェアの開発・販売を手掛けるCellid(セリッド)株式会社(東京都港区、代表 白神 賢)で成長率は802.7%。3位は顧客中心の経営を実現するプラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供する株式会社Asobica(アソビカ)(東京都品川区、代表 今田 孝哉)で成長率は736.8%を記録し、それぞれランクインしました。

<2023年度のランキング傾向>
今回1位となった株式会社エニキャリが、1442.9%(約15.4倍)と突出した伸びを示したほか、2位以下のCellid株式会社、株式会社Asobica、株式会社INFORICH(インフォリッチ)、株式会社エー・スター・クォンタム、株式会社Antway(アントウェイ)の5社が600%(7倍)以上の伸びとなりました。また、前回は受賞企業のうち、3決算期の売上高成長率が300%(4倍)以上の企業は4社でしたが、今回は14社と大幅に増加しました。最も多かったのは150~300%未満のゾーンで19社となっており、昨年度と比較して受賞企業の売上高成長率の平均は約2倍となったほか、0~100%未満の企業数が前回は21社だったのに対し今回はゼロでした。(図表1)
今回の受賞企業を業種別に見ると、最も多かったのはソフトウェアで、前回に比べ5社減りましたが56%でトップを維持しました。通信は前回の2.4倍となる24%で3位から2位に浮上、3位がハードウェアの10%でした。(図表2)
受賞企業の売上高規模の内訳では、前回は50億円未満の受賞企業(10億円未満、10億~50億円未満の合計)の比率が拡大しましたが、今回もその傾向が加速し全体の92%を占め、前回を8ポイント上回りました。中でも10億円未満の企業の勢いは著しく、全体の52%を占め、前回を10ポイント上回り、2020年に比べると32ポイントも上昇し52%となっています。一方、50億円以上の受賞企業(50億~100億円未満、100億~500億円未満、500億円以上)の比率は8%で前回から半減し、50億~100億円未満の企業はゼロでした。(図表3)

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