日本製鉄 意匠性チタンTranTixxiiが欧州「iFデザイン賞2024」を受賞 ～非鉄金属素材として世界初の受賞～

日本製鉄株式会社（以下、日本製鉄）の意匠性チタンTranTixxiiⓇ（トランティクシー）が、このたび、国際的なデザイン賞「iFデザイン賞2024」（以下、iFデザイン賞）を受賞しました。チタンの備える素材特性に、独自技術で美しさと優れた環境性能を加えた開発商品が高い評価を得て、非鉄金属素材として世界初の受賞に至りました。

iFデザイン賞は、ドイツのiF International Forum Designが主催する国際的に権威のあるプロダクトデザイン賞です。アメリカのIDEA賞、ドイツのレッドドット・デザイン賞と並び「世界3大デザイン賞」と称されます。意匠性チタンTranTixxiiの受賞は、日本のグッドデザイン賞、レッドドット・デザイン賞に続く、国際デザイン賞の受賞となります。


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今回iFデザイン賞ではTranTixxiiが、チタンに意匠性と環境性能の２点を両立した点が高く評価されました。意匠性は、超長寿命、軽量高強度、優れた環境性能といったチタンの備える素材特性に、色彩美・色調美を加える表面制御技術、経年変化を最小化し意匠性を維持する世界唯一の当社独自技術により実現しております。これに加えて、環境性能は、世界で初めて純チタンにスクラップを高配合し環境負荷を低減する独自技術により実現し、開発商品TranTixxii-ECOをラインナップしております。

TranTixxiiは、国内外の大規模建築の内外装から、時計・什器・自動車用マフラー・芸術作品まで、幅広い意匠用途で活躍しております。現在、日本製鉄では、世界的に著名なデザイナー・設計事務所の多くが所在する欧州・北米等において、意匠性チタンTranTixxiiのPR活動・受注活動を強化しており、今回の受賞は、同市場での意匠性チタンTranTixxiiの認知度向上に寄与するものと考えております。

日本製鉄グループでは、意匠性チタンTranTixxii以外にも、意匠性鋼板、意匠性ステンレス等、プロダクト・建築のデザインの向上に貢献する多彩な意匠製品を擁しており、「デザイニング・メタル」と称して建築家・デザイナーへ提案しています。
意匠性チタンTranTixxiiをはじめとする「デザイニング・メタル」の拡販を通して、世界の建築・プロダクトのデザイン向上とサステナビリティ実現を推進し、街づくりや生活環境の充実に貢献していきます。