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上場株式におけるインパクト投資:シュローダーのアプローチ

Digital PR Platform / 2024年4月2日 15時50分

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インパクト投資をスケールをもって実施していく上で上場株式は重要な役割を果たします。しかし、投資家はインパクト投資のいくつかの基本原則に則った投資が求められます。本資料では、シュローダーのアプローチをご紹介します。




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キャサリン・マッコーリー
シュローダー
インパクト・マネジメント共同ヘッド

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マリア・テレサ・ザッピア
シュローダー・キャピタル
ヘッド・オブ・サステナビリティ&インパクト



近年グローバルのインパクト投資市場は大きく成長しており、投資家の習熟度も高まっています。グローバル・インパクト投資ネットワーク(Global Impact Investing Network、以下GIIN)1によると、市場規模は1兆米ドルを超えるまでに成長しており、インパクト投資の中では比較的発展が出遅れていた資産クラス(例:上場株式)においても目覚ましい発展が見られています。


インパクト投資に求められるスケーラビリティ

市場の発展は、経済リターン達成と同時に、SDGsに定められる課題の解決に向けた投資資本の呼び込みという意味でも歓迎すべきことと言えます。我々が直面している各種課題は、今まで以上の資本投下が求められています。GIINによると、SDGsの課題解決に取り組むためには年間5兆~7兆米ドルの投資が必要と言われており2 、これは現在の1兆1,000億米ドルと推定されるインパクト投資市場規模をはるかに上回る水準となっています。そのため、上場株式を含めた資産クラス横断的なアプローチに基づくインパクト投資のスケール拡大が求められています。


スケーラビリティ追求には注意点も

しかしながら、急速な市場の発展は同時にインパクト投資本来の趣旨との乖離を生みかねません。市場でインパクト投資の歴史や専門知識を有しない新規参入者が登場するに比例して、運用マネジャーが用いるインパクト投資の厳密性や堅確性に乖離が発生し始め、「インパクト・ウォッシング」のリスクが拡大する可能性があります。そのため、特に上場株のインパクト投資においては、ベストプラクティスを構成するものが何で、何がそうでないかを早急に明らかにすることが求められています。

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