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新型Audi e-tron GT:電気自動車のマスターピース

Digital PR Platform / 2024年7月1日 10時0分

出力を大幅に増加させつつ、Audiはローターやステーターなどのコンポーネントを再設計し、冷却システムを最適化することで、リヤアクスルの電気モーターの重量を約10kg削減することに成功しました。さらに、スムーズなパワー配分を実現するためにパワートレインのドライブシャフトを強化し、4輪駆動を制御するエレクトロニクスを改善して、すべてのアウディドライブセレクトモードに合わせて最適化しました。

新しいブースト機能を標準装備したことにより、Audi RS e-tron GTおよびAudi RS e-tron GT performanceは、走行中に70kWに及ぶパワーアップを実感することができます。ブースト機能は、ステアリングホイールの左側のコントロールスイッチを押して起動することができます。ブースト機能は10秒間有効になり、メーターパネルにはカウントダウンが表示されます。

より軽量でエネルギー密度の高いバッテリー、航続距離は最大609km
アウディは高電圧(HV)バッテリーの重量を削減すると同時に、エネルギー密度も高めました。エネルギー容量が増加したにもかかわらず、HVバッテリーの重量は9kg削減され、総重量は625kgになりました。HVバッテリーの総容量は105kWh(正味容量97kWh)です。さまざまな改良に加え、2層式冷却プレートを最適化することにより、33個のセルモジュール全体のエネルギー容量が12%増加しています。各モジュールは、12個のポーチセルから構成され、柔軟性の高いアウターケースに収められています。アウディは、セル自体の冷却システムも改良しました。

これにより、素材やセパレーターの変更、セルの化学構造の変更と相まって、セルのエネルギー密度が高まっています。新しいAudi e-tron GTシリーズの回生システム(回生ブレーキ)から得られるエネルギーも、従来の290kWから400kWに増加しました。ドライバーは、MMIを介して、回生システムを手動または自動に切り替えることができます。また、シフトパドルを使用して、回生レベルを3段階で変更できます。

アウディは、個々のセル内の電流フローを増加させることで、最大充電電流と放電電流を400Aまで増加させました。セル化学構造を変更するだけでなく、ポンプとバルブの切り替え制御の改善と、洗練されたプリコンディショニングシステムの採用によりさらに最適化されたインテリジェントで予測的なサーマルマネージメントシステムを取り入れたことで、充電時のパワーフローが増加しています。ブースターコンバーターを一体化した新設計の充電システムは、重量が2.3kg削減され、バッテリーから最終負荷への電圧変換ステージと呼ばれる機能を提供することで、充電性能の向上に貢献しています。

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