「パスト ライブス 再会」グレタ・リーの役づくりを支えたのはビリー・アイリッシュ 「自分の人生を愛することこそ、最大のロマンス」
映画.com / 2024年2月28日 17時0分
リー「ノラという役は、韓国人・アメリカ人という前に、まず女性であり、何よりも女性であるということが第一の役でした。これまでに私が演じてきた役はもっと性格が濃いキャラクターが多くて、そういう役は大抵派手な衣装を着ていたり、喋り方が特徴的だったり、独特なメイクをしていたり。ですが、ノラにはそういったエッセンスがなかったので、全てが曝け出されている感じがしました。私にとって韓国語を話すことも難しかったですし、全てのシーンがそうでしたが、だからこそ本作での挑戦は俳優として最高の喜びでもありました」
「何かを成し遂げたい」という強い気持ちを抱いているノラ。移民としてカナダに渡り、単身ニューヨークへ。アーティスト招聘プログラムで出会った作家のアーサー(ジョン・マガロ)と結婚し、劇作家になる夢を叶え、グリーンカードも取得した。リーは、「ノラには恐れがないし、自分がどんな男性を選ぶのかで人生が決まるとも思ってない。私よりもずっと感情的な面でも知的だと思います」と、笑いながら語る。
リーは、ノラという役にインスピレーションを与えたのは、ビリー・アイリッシュの楽曲「My Future」だという。「ビリーが、“I’m in love with my future. Can’t wait to meet her(私は自分の未来に恋してる 未来の私に会うのが待ちきれない)”と歌っている曲なんです。この歌詞はノラを演じる上でとても参考になったし、撮影中ずっと聞いていました。私も自分の生きている人生を愛することこそ、最大のロマンスだと思っています」。なお、ソン監督はアイリッシュと、サンダンス映画祭のオープニングで話す機会があったそう。リーが現場で「My Future」を聞いていたことを思い出しながら、アイリッシュに対面した時のことを「最高にクールだった!」と述懐している。
「パスト ライブス 再会」は、4月5日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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