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青木崇高の生涯ベスト映画、韓国滞在中に観賞した作品は?【あの人が見た名作・傑作】

映画.com / 2024年3月1日 10時0分

 昔は「演じることって何だろう?」と悩みもしましたが、ちょっとずつ「しっかり生きていくことが演じることに繋がっていく」ということなのかなと理解し始めています。結婚したり、家族が増えるという大きな経験を経てね。人として、まがりなりにもしっかり生きるということが、演じることを通して面白いと思ってもらえるようなものに繋がっていくと思うようになりました。

 僕の性格上、ひとところに落ち着いていられないので、なるべくジタバタと動くようにしています。色々な人や場所、価値観に触れることで、己が何者なのかを知ろうとしているのでしょうね。僕は俳優という仕事を通して知り合い、人として交流が持てるのなら、無理のない範囲で文化交流を深めていきたい。知らない土地の文化を知ることが、作品に返ってくることってありますから。

――韓国映画の現場を知ったことで、青木さんが日本に持ち帰ったことはどのようなことですか?

 トライ&エラーを続ける姿勢は素晴らしいです。韓国のエンタメは、アジアだけでなく世界中で受け入れられていますよね。技術面も含め、良いシステムがあればどんどん取り入れていく貪欲さは見習うべき点ではないかと思います。

 配信プラットフォームなどが増えているなかで、国内マーケットはもちろん大切ですが、もはやマーケットを世界に向けるべき時期に差し掛かっているのは言うまでもないことです。あまり偉そうなことは言えませんが、エンタメのコンテンツとして外から見た日本というものを磨き上げていくべきではないでしょうか。日本って、外から見たら興味深い文化をたくさん持っているわけですから。もう、日本のモノ作りがより良くなって欲しいという気持ちがあります。

――韓国の映画界は、週52時間が労働条件の上限とされていますよね。青木さんはどう受け止めましたか?

 週1で必ず休みは入るなかで、アクションが連日続くということはありませんでした。休みをまたいでとか、役者に連日の負荷がかかるということはなかった。それは、より良い画を撮るためなんでしょうね。

 やっぱり、集中する時にグッと集中するスタイルは気持ちよく出来ましたよ。もちろんアクションそのものはハードでしたが、「とても楽しく」と言ってしまって良いと思えるほどに素晴らしい時間でした。

青木崇高、出演最新作【「犯罪都市 NO WAY OUT」作品情報】(公開中)

「エターナルズ」「新感染 ファイナル・エクスプレス」のマ・ドンソク演じる型破りな刑事が犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げる人気クライムアクションシリーズ第3弾。

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