1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【「猿の惑星」シリーズを振り返り】猿が人間を支配する驚きの世界 最新作はどうなる?

映画.com / 2024年5月1日 9時0分

写真

(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 SF映画の金字塔と評される「猿の惑星」シリーズの新作「猿の惑星 キングダム」が、大型連休明けの5月10日から公開される。この記事では、連休中に見る映画を探している方に向け、本シリーズ作品をご紹介する。

※本記事は、ディズニープラスで配信されている「猿の惑星」シリーズのネタバレとなる箇所がありますので、未見の方は十分にご注意ください。

●シリーズ概要

 「猿の惑星」シリーズは、猿が人間を支配する――そんな衝撃的な設定のもと、異なる種族間の闘争を通して、社会、文明、科学、戦争といった普遍的なテーマに警鐘を鳴らす作品として、長年にわたり映画ファンに愛されている。猿たちの進化を表現するため、古くは当時画期的だった特殊メイクから、最新のモーションキャプチャーまでを駆使し、映像技術の“進化”にも大きく貢献している。

●「猿の惑星」(1968)

 地球から320光年を旅し、宇宙船の飛行士たちが不時着したのは、人間の言葉を話す猿たちが、原始的な人間たちを支配する惑星だった。人間狩りをする猿の軍隊に捕らえられた主人公テイラー(チャールトン・ヘストン)は、コーネリアスとジーラという猿の助けを借り、一緒に捕らえられた人間の女性ノバ(キム・ハンター)を連れ、逃亡を図ろうとする。人間と猿の地位が逆転した世界観、そしてクライマックスで明かされる驚がくの事実が、世界中に衝撃を与えた。精巧な猿の特殊メイクが高い評価を受け、アカデミー特別賞を受賞した。

 最新作「猿の惑星 キングダム」のウェス・ボール監督は、「猿と人間の奇妙な逆転を描くSF要素に加え、猿たちを通して間接的に僕たちの社会が抱える問題を浮き彫りにする深いメッセージ性がある」「『猿が馬に乗って人間を追いかける』という常識を覆す世界観の面白さと、その世界観を生かした独自の形で人々を考えさせる物語の深みがブレンドされることで、『猿の惑星』はブロックバスターとして映画史に名を残してきました」と、その魅力を語る。

 なお、「猿の惑星」を皮切りに、1970年代にシリーズ5作品が製作されており、そのうち「続 猿の惑星」「猿の惑星 征服」もディズニープラスで配信中。また、ティム・バートン監督が「猿の惑星」をリメイクした「PLANET OF THE APES 猿の惑星」は、独自の解釈が公開当時、大きな論争を巻き起こした(同じくディズニープラスで配信中)。

●「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください